十日町市議会 > 2017-03-01 >
03月01日-議案説明、質疑-01号

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  1. 十日町市議会 2017-03-01
    03月01日-議案説明、質疑-01号


    取得元: 十日町市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成29年  3月 定例会(第1回)          平成29年第1回十日町市議会定例会会議録             平成29年3月1日(第1日目)1. 出席議員(25名)    1番 大 嶋 由紀子 君  2番 福 崎 哲 也 君  3番 村 山 達 也 君    4番 高 橋 俊 一 君  5番 小 林   均 君  6番 吉 村 重 敏 君    7番 遠 田 延 雄 君  8番 藤 巻   誠 君  9番 仲 嶋 英 雄 君   10番 鈴 木 和 雄 君 11番 小 林 弘 樹 君 12番 宮 沢 幸 子 君   13番 近 藤 紀 夫 君 14番 安 保 寿 隆 君 15番 羽 鳥 輝 子 君   16番 小 嶋 武 夫 君 17番 飯 塚 茂 夫 君 18番 鈴 木 一 郎 君   19番 太 田 祐 子 君 20番 涌 井   充 君 21番 川 田 一 幸 君   23番 村 山 邦 一 君 24番 小野嶋 哲 雄 君 25番 庭 野 政 義 君   26番 高 橋 洋 一 君                                              1. 欠席議員(0名)                                              1. 欠  員(1名)                                              1. 事務局職員   事 務 局 長  宮   正 朗 君      次     長  長谷川   智 君   議 事 係 長  上 野 新 吾 君      主     査  樋 口 潤 子 君   嘱 託 職 員  池 田 好 恵 君                                              1. 説明のため出席した者   市     長  関 口 芳 史 君      副  市  長  村 山   潤 君   教  育  長  蔵 品 泰 治 君      総 務 部 長  中 村   亨 君   市 民 福祉部長  大 津 善 彦 君      産 業 観光部長  渡 辺 正 範 君   建 設 部 長  池 田 克 也 君      子育て教育部長  渡 辺 健 一 君   文 化 スポーツ  富 井   敏 君      建 設 部 技 監  御器谷 昭 央 君   部     長   企 画 政策課長  鈴 木 政 広 君      総 務 課 長  渡 辺 盛 一 君   財 政 課 長  柳     久 君      防 災 安全課長  南 雲   浩 君   税 務 課 長  春 日 弘 之 君      福 祉 課 長  古 澤 幸 男 君   市 民 生活課長  田 口 秀 樹 君      子育て支援課長  樋 口 幸 宏 君   健 康 づ く り  長谷川 義 明 君      環 境 衛生課長  村 山 一 男 君   推 進 課 長   産 業 政策課長  渡 辺 正 彦 君      農 林 課 長  庭 野 和 浩 君   観 光 交流課長  金 澤 克 夫 君      建 設 課 長  齋 木   修 君   都 市 計画課長  藤 巻   裕 君      上 下 水道局長  福 島 一 典 君   教 育 総務課長  長谷川 芳 子 君      学 校 教育課長  川 崎 正 男 君   川 西 支 所 長  高 橋 林 市 君      中 里 支 所 長  江 口   登 君   松 代 支 所 長  柳   利 彦 君      松 之 山支所長  中 島 一 男 君                                              1. 議事日程 第1号                            平成29年3月1日 午前10時 開議     諸般の報告 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 議案第 1号 専決処分の承認(平成28年度十日町市一般会計補正予算〔第7号〕) 第 4 議案第 2号 教育委員会委員の任命 第 5 議案第 3号 教育委員会委員の任命 第 6 議案第 4号 固定資産評価審査委員会委員の選任 第 7 議案第 5号 固定資産評価審査委員会委員の選任 第 8 議案第 6号 固定資産評価審査委員会委員の選任 第 9 議案第 7号 人権擁護委員候補者の推薦 第10 議案第 8号 十日町市過疎地域自立促進計画の変更 第11 議案第 9号 十日町市田代・清田山辺地総合整備計画の策定     議案第10号 十日町市清津峡・土倉辺地総合整備計画の策定 第12 議案第11号 十日町市布川地区交流体験施設条例制定 第13 議案第12号 十日町市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定     議案第13号 十日町市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定     議案第14号 十日町市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定 第14 議案第15号 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の            改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定 第15 議案第16号 十日町市東日本大震災復興基金条例を廃止する条例制定 第16 議案第17号 十日町市税条例等の一部を改正する条例制定 第17 議案第18号 十日町市都市計画税条例の一部を改正する条例制定 第18 議案第19号 十日町市立学校設置条例の一部を改正する条例制定 第19 議案第20号 十日町市公民館条例の一部を改正する条例制定 第20 議案第21号 十日町市越後妻有文化ホール条例制定 第21 議案第22号 十日町市立小学校及び中学校施設等の使用条例の一部を改正する条例制定 第22 議案第23号 十日町市消費生活センター条例制定 第23 議案第24号 十日町市西戸屋公園施設条例の一部を改正する条例制定 第24 議案第25号 十日町市宮中島温泉施設条例の一部を改正する条例制定 第25 議案第26号 十日町市まつだいふるさと会館条例の一部を改正する条例制定 第26 議案第27号 十日町市ふるさと・水と土保全基金条例を廃止する条例制定 第27 議案第28号 十日町市建設基金条例の一部を改正する条例制定 第28 議案第29号 十日町市公園条例の一部を改正する条例制定 第29 議案第30号 十日町市まちなかステージ条例の一部を改正する条例制定 第30 議案第31号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定     議案第32号 十日町市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定     議案第33号 十日町市有住宅条例制定 第31 議案第34号 十日町市手数料条例の一部を改正する条例制定 第32 議案第35号 十日町市寝たきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例制定     議案第36号 十日町市重度心身障害児者介護手当支給条例の一部を改正する条例制定 第33 議案第37号 十日町市介護保険条例の一部を改正する条例制定 第34 議案第38号 十日町市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関す            る条例の一部を改正する条例制定     議案第39号 十日町市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基            準等に関する条例の一部を改正する条例制定 第35 議案第40号 十日町市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定 第36 議案第41号 十日町市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定 第37 議案第42号 十日町市立保育所条例の一部を改正する条例制定 第38 議案第43号 十日町市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定 第39 議案第44号 十日町市妊産婦の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定 第40 議案第45号 十日町市住みよい環境づくり条例の一部を改正する条例制定     議案第46号 十日町市当間高原リゾート環境監視委員会条例の一部を改正する条例制定 第41 議案第47号 平成28年度十日町市一般会計補正予算(第8号)     議案第48号 平成28年度十日町市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)     議案第49号 平成28年度十日町市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第3号)     議案第50号 平成28年度十日町市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)     議案第51号 平成28年度十日町市介護保険特別会計補正予算(第4号)     議案第52号 平成28年度十日町市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)     議案第53号 平成28年度十日町市下水道事業特別会計補正予算(第4号)     議案第54号 平成28年度十日町市松之山温泉配湯事業特別会計補正予算(第1号)     議案第55号 平成28年度十日町市水道事業会計補正予算(第4号) 第42 議案第56号 平成29年度十日町市一般会計予算     議案第57号 平成29年度十日町市国民健康保険特別会計予算     議案第58号 平成29年度十日町市国民健康保険診療所特別会計予算     議案第59号 平成29年度十日町市後期高齢者医療特別会計予算     議案第60号 平成29年度十日町市介護保険特別会計予算     議案第61号 平成29年度十日町市簡易水道事業特別会計予算     議案第62号 平成29年度十日町市下水道事業特別会計予算     議案第63号 平成29年度十日町市松之山温泉配湯事業特別会計予算     議案第64号 平成29年度十日町市水道事業会計予算                                              1. 本日の会議に付した事件    日程第1      │    日程第42                       〇                                     午前10時00分    開  会 ○議長(川田一幸君)   これより平成29年十日町市議会第1回定例会を開会いたします。  ただいままでの出席議員数は25人であります。                       〇                                     午前10時01分    開  議 ○議長(川田一幸君)   これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、配付いたしておきましたとおり、日程第1から第42までの66件であります。  議会運営委員会の報告について、2月22日議会運営委員会が開催されましたので、その結果について議会運営委員会からの報告を求めます。議会運営委員長。 ◆13番(近藤紀夫君)   おはようございます。2月22日議会運営委員会が開催され、平成29年第1回定例会の議事について協議がなされましたので、その結果を報告いたします。  まず、お手元の議案付託表をごらん願います。議案第1号から議案第7号までの7件は、いずれも即決ですが、教育委員会委員の任命に係る議案は無記名投票によって採決いたします。  議案第8号及び議案第11号から議案第22号までの12件、合わせて13件は、総務文教常任委員会に付託いたします。議案第9号及び議案第10号並びに議案第23号から次ページの議案第33号までの11件、合わせて13件は、産業建設常任委員会に付託いたします。議案第34号から次ページの議案第46号までの13件については、厚生環境常任委員会に付託いたします。  また、3ページの議案第47号から議案第55号までの補正予算9件については、即決といたします。  平成29年度予算に係る議案の取り扱いについてですが、例年に倣い、議長を除く議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、議案第56号から議案第64号までの9件を付託して審査を行います。  次に、一般質問発言順序表をごらん願います。今定例会の一般質問通告者は10人です。質問者の質問題目、要旨は、発言順序表に記載のとおりであります。  最後に、定例会の会期について報告を申し上げます。定例会予定表をごらん願います。  3月1日、本日ですが、本会議で上程議案の審議を行います。なお、平成29年度予算に係る議案ですが、本日は当局の概要説明にとどめ、本会議での質疑は明日の午後1時から行うことにいたします。  2日木曜日ですが、午前10時までに通告のあった予算に係る質疑を午後1時から議場で行います。午前は休会になります。また、本会議終了後、平成29年度予算審査特別委員会を開催し、正副委員長を選任するとともに分科会を設置し、正副主査を選任いたします。  3日金曜日は、市内中学校の卒業式が挙行されるため、休会といたします。  土曜日、日曜日の休日を挟んで、6日月曜から8日水曜日までは一般質問で、3日間の人数割はごらんのとおりです。  9日木曜日は、午前9時から総務文教常任委員会を開催します。委員会終了後は、分科会に切りかえて新年度予算審査を行います。  10日金曜日は、午前9時から産業建設常任委員会を開催し、終了後は分科会に移行します。また、分科会終了後、議会運営委員会を開催します。  土曜日、日曜日の休日を挟んで、13日月曜日ですが、午前9時から厚生環境常任委員会を開催し、終了後は分科会に移行します。  14日火曜日は休会です。  15日水曜日は、午前10時から予算審査特別委員会、正副主査会議を開催します。  16日木曜日、最終日ですが、午前10時から予算審査特別委員会を開催し、主査報告を行います。また、特別委員会終了後は本会議を開催し、委員長報告と追加議案の審議を行います。さらに、定例会閉会後には全員協議会も予定されています。  したがいまして、会期は本日から3月16日までの16日間となります。  以上で報告を終わります。                       〇 △諸般の報告 ○議長(川田一幸君)   諸般の報告であります。平成29年度新潟県市議会議長会春季定期総会及び新潟県後期高齢者医療広域連合議会2月定例会の概要については、お手元に配付いたしてあります報告書をごらん願います。  また、報告第1号から報告第4号までの4件の専決処分並びに報告第5号 十日町市土地開発公社の経営状況及び清算結了について、以上5件に係る報告については、議案書の末尾をごらん願います。                       〇 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(川田一幸君)   日程第1 会議録署名議員の指名であります。会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において近藤紀夫君及び安保寿隆君を指名いたします。                       〇 △日程第2 会期の決定 ○議長(川田一幸君)   日程第2 会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月16日までの16日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(川田一幸君)   ご異議ないものと認めます。  よって、会期は16日間と決しました。                       〇 △日程第3 議案第1号 専決処分の承認(平成28年度十日町市一般会計補正予算〔第7号〕) ○議長(川田一幸君)   日程第3 議案第1号 専決処分の承認についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。財政課長。 ◎財政課長(柳久君)   それでは、別冊の補正予算書1ページをお開きください。議案第1号 専決処分の承認につきましてご説明いたします。  2、3ページをお開きください。平成28年度十日町市一般会計補正予算(第7号)を1月18日付で専決処分いたしましたので、議会の承認を求めるものでございます。  3ページの第1条では、補正予算の規模を歳入歳出それぞれ2,450万円追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ404億3,408万4,000円とするものでございます。  6ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為の補正でございます。1月17日の全員協議会での説明では、プレミアム商品券の発行に係る補正額を3,800万円と説明させていただきましたが、使用期間が翌年度の5月末で年度を越えるため、今回の補正では1,800万円を補正いたしまして、残りの2,000万円につきましては平成29年度の当初予算に計上していることから、平成28、29年度で3,800万円を限度とする債務負担行為の補正をさせていただきました。  12、13ページをお願いいたします。歳出をご説明いたします。7款商工費、1項2目商工業振興費、説明欄010の10信用保証協会保証料補助事業は、650万円の補正でございます。今冬の少雪を受けまして、新潟県が昨年度に引き続きセーフティーネットの資金融資をすることから、その信用保証料を補給するため計上したものでございます。その下、015の33プレミアム商品券発行事業は、1,800万円の補正でございます。この事業は、昨年度に引き続きまして、ことし1月上旬まで続きました少雪により冷え込んだ市内経済の消費を喚起するために、20%の雪国とおかまち元気!プレミアム商品券を2億4,000万円発行するため計上させていただきました。  一般会計補正予算(第7号)の専決処分の説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認いただきますようお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  これより議案第1号を起立採決いたします。  本件は原案どおり承認するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(川田一幸君)   起立全員であります。  よって、議案第1号は承認されました。                       〇 △日程第4 議案第2号 教育委員会委員の任命 ○議長(川田一幸君)   日程第4 議案第2号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市長。 ◎市長(関口芳史君)   おはようございます。それでは、議案書1ページをお願いをいたします。議案第2号 教育委員会委員の任命についてご説明いたします。  当市の教育委員会委員であります佐藤美佐子さんが本年の5月17日をもって任期満了となります。引き続き佐藤さんを教育委員会委員として任命させていただきたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりまして、市議会の同意を求めるものでございます。  ご同意いただきますと保護者委員として2期目となり、任期は本年5月18日から平成33年5月17日までの4年間となります。  ご審議の上、ご同意賜りますようお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第2号は、投票により採決いたします。  この採決は、無記名投票をもって行います。  議場の閉鎖を命じます。              (議場閉鎖)
    ○議長(川田一幸君)   ただいまの出席議員数は、議長を除いて24人であります。  念のため申し上げます。本件を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。  投票用紙を配付いたさせます。              (投票用紙配付) ○議長(川田一幸君)   投票用紙の配付漏れはありませんか。   配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。              (投票箱点検) ○議長(川田一幸君)   異状なしと認めます。  議席順に投票願います。              (各員投票) ○議長(川田一幸君)   投票漏れはありませんか。   投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。              (議場開鎖) ○議長(川田一幸君)   開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に小林均君及び吉村重敏君を指名いたします。  よって、両君の立ち会いを願います。  開票願います。              (投票点検) ○議長(川田一幸君)   投票の結果を報告いたします。  投票総数   24票   有効投票  24票  有効投票中   賛成    23票   反対    1票うち白票1票  以上のとおり、賛成が多数であります。  よって、議案第2号はこれに同意することに決しました。                       〇 △日程第5 議案第3号 教育委員会委員の任命 ○議長(川田一幸君)   日程第5 議案第3号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市長。 ◎市長(関口芳史君)   それでは、議案書3ページをお願いいたします。議案第3号 教育委員会委員の任命についてご説明いたします。  当市の教育委員会委員であります庭野三省さんが本年5月17日をもって任期満了となります。引き続き庭野さんを教育委員会委員として任命させていただきたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりまして、市議会の同意を求めるものでございます。  ご同意いただきますと2期目となり、任期は本年5月18日から平成31年5月17日までの2年間となります。  なお、通常任期は4年でございますが、平成27年4月1日施行の改正地方教育行政の組織及び運営に関する法律の附則によりまして、同法の施行日から4年を経過するまでの間、委員の任期の満了日の期日が特定の年に偏ることのないように、1年以上4年以内で当該地方公共団体の長が定めることとなっていることによるものでございます。  ご審議の上、ご同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第3号は、投票により採決いたします。  この採決は、無記名投票をもって行います。  議場の閉鎖を命じます。              (議場閉鎖) ○議長(川田一幸君)   ただいまの出席議員数は、議長を除いて24人であります。  念のため申し上げます。本件を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。  投票用紙を配付いたさせます。              (投票用紙配付) ○議長(川田一幸君)   投票用紙の配付漏れはありませんか。   配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。              (投票箱点検) ○議長(川田一幸君)   異状なしと認めます。  議席順に投票願います。              (各員投票) ○議長(川田一幸君)   投票漏れはありませんか。   投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。              (議場開鎖) ○議長(川田一幸君)   開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に遠田延雄君及び藤巻誠君を指名いたします。  よって、両君の立ち会いを願います。  開票願います。              (投票点検) ○議長(川田一幸君)   投票の結果を報告いたします。  投票総数   24票   有効投票  24票  有効投票中   賛成    22票   反対    2票うち白票1票  以上のとおり、賛成が多数であります。  よって、議案第3号はこれに同意することに決しました。                       〇 △日程第6 議案第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任 ○議長(川田一幸君)   日程第6 議案第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市長。 ◎市長(関口芳史君)   議案書5ページをお願いいたします。議案第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてご説明をいたします。  本市の固定資産評価審査委員会委員であります柳三代治さんが本年の5月16日をもって任期満了となります。引き続き柳さんを固定資産評価審査委員会委員として任命させていただきたく、地方税法第423条第3項の規定により市議会の同意を求めるものでございます。  ご同意いただきますと2期目となり、任期は本年5月17日から平成32年5月16日までの3年間となります。  ご審議の上、ご同意賜りますようお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  これより議案第4号を起立採決いたします。  本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(川田一幸君)   起立全員であります。  よって、議案第4号はこれに同意することに決しました。                       〇 △日程第7 議案第5号 固定資産評価審査委員会委員の選任 ○議長(川田一幸君)   日程第7 議案第5号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市長。 ◎市長(関口芳史君)   それでは、議案書7ページをお願いいたします。議案第5号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてご説明をいたします。  本市の固定資産評価審査委員会委員であります高橋正文さんが本年の5月16日をもって任期満了となります。引き続き高橋さんを固定資産評価審査委員会委員として任命させていただきたく、地方税法第423条第3項の規定により市議会の同意を求めるものでございます。  ご同意いただきますと2期目となりまして、任期は本年5月17日から平成32年5月16日までの3年間となります。  ご審議の上、ご同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  これより議案第5号を起立採決いたします。  本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(川田一幸君)   起立全員であります。  よって、議案第5号はこれに同意することに決しました。                       〇 △日程第8 議案第6号 固定資産評価審査委員会委員の選任 ○議長(川田一幸君)   日程第8 議案第6号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市長。 ◎市長(関口芳史君)   議案書9ページをお願いいたします。議案第6号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてご説明いたします。  本市の固定資産評価審査委員会委員であります相沢一郎さんが本年の5月16日をもって任期満了となります。相沢さんにつきましては、任期満了をもって退任されるという申し出があったことから、後任といたしまして高橋俊雄さんを固定資産評価審査委員会委員として任命させていただきたく、地方税法第423条第3項の規定により市議会の同意を求めるものでございます。  高橋俊雄さんにつきましては、議案書10ページに略歴を掲載いたしておりますが、法務省に長年勤められた後、現在司法書士、土地家屋調査士としてご活躍されており、固定資産評価に関する豊富な知識と経験をお持ちでいらっしゃいます。  ご同意いただきますと1期目となり、任期は本年5月17日から平成32年5月16日までの3年間となります。  ご審議の上、ご同意賜りますようお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  これより議案第6号を起立採決いたします。  本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(川田一幸君)   起立全員であります。  よって、議案第6号はこれに同意することに決しました。                       〇 △日程第9 議案第7号 人権擁護委員候補者の推薦 ○議長(川田一幸君)   日程第9 議案第7号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市長。 ◎市長(関口芳史君)   議案書11ページをお開きください。議案第7号 人権擁護委員候補者の推薦についてご説明いたします。  本市の人権擁護委員であります開發周子さんの任期が本年6月30日で満了となります。つきましては、引き続き開發さんを同委員に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。  ご同意いただきますと、法務大臣からの委嘱となり、任期は平成29年7月1日から平成32年6月30日までの3年間となります。  ご審議の上、ご同意賜りますようお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  これより議案第7号を起立採決いたします。  本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(川田一幸君)   起立全員であります。  よって、議案第7号はこれに同意することに決しました。                       〇 △日程第10 議案第8号 十日町市過疎地域自立促進計画の変更 ○議長(川田一幸君)   日程第10 議案第8号 十日町市過疎地域自立促進計画の変更についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   議案書の13ページをお願いいたします。議案第8号 十日町市過疎地域自立促進計画の変更についてご説明申し上げます。  当計画を変更することにつきまして新潟県知事との協議が調ったことから、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項において準用する同条第1項の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。  議案第8号別冊としてお届けいたしました十日町市過疎地域自立促進計画をごらん願います。変更の内容につきましては、計画の26ページの表の上から4段目、太枠で囲んで下線をつけた部分、ほくほく線安全輸送設備等整備補助事業を追加するものでございます。この事業につきましては、国の補助事業を活用して取り組むほくほく線の安全輸送設備等の整備に対し、沿線自治体からの協調補助として平成28年度から支援しているものでございます。事業の実施に当たり有利な過疎債を財源として充当できるように当計画に追加するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第8号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第11 議案第9号 十日町市田代・清田山辺地総合整備計画の策定       議案第10号 十日町市清津峡・土倉辺地総合整備計画の策定 ○議長(川田一幸君)   日程第11 議案第9号 十日町市田代・清田山辺地総合整備計画の策定について、議案第10号 十日町市清津峡・土倉辺地総合整備計画の策定について、以上2件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   それでは、議案第9号及び議案第10号を一括してご説明申し上げます。  議案書14ページをお願いいたします。初めに、議案第9号 十日町市田代・清田山辺地総合整備計画の策定についてでございます。田代・清田山辺地に係る総合整備計画の策定につきまして新潟県知事との協議が調ったことから、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。  計画内容につきましては、議案書15ページからの別紙総合整備計画書の16ページの下段、4、公共施設の整備計画にございますように、市道清田山線改良事業でございます。本日お配りいたしました議案第9号参考資料の図面をあわせてごらんください。当事業は、平成21年度から実施してまいりましたが、総延長1,072メートルのうち清田山キャンプ場入り口までの残りの110メートルの工事区間を平成29年度に工事施行することとしておりまして、事業費の6,460万円について有利な辺地債を財源として充当できるよう当辺地計画を策定するものでございます。  続きまして、議案書の17ページをお願いいたします。議案第10号 十日町市清津峡・土倉辺地総合整備計画の策定についてご説明申し上げます。清津峡・土倉辺地総合整備計画の策定につきまして新潟県知事との協議が調ったことから、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。  計画内容につきましては、議案書18ページからの別紙総合整備計画書の19ページ下段、4、公共施設の整備計画にございますように、清津峡渓谷整備事業でございます。昨年8月の産業建設常任委員会にて事業概要のご説明をさせていただきました清津峡渓谷トンネルのリニューアル及び旧苗場館や湯処よーへり周辺などを休憩どころなどに改修し、イベントの開催や地域住民と清津峡渓谷トンネル来訪者との交流などを通じて地域活性化につなげることを目的とした事業でございます。事業実施に当たりまして、本日お配りしました議案第10号参考資料のとおり、総事業費2億6,200万円のうち1億9,800万円について有利な辺地債を財源として充当できるように当計画を策定し、平成29年度から32年度までの4年間で事業を実施したいとするものでございます。  議案第9号及び議案第10号の説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   2件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第9号及び議案第10号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第12 議案第11号 十日町市布川地区交流体験施設条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第12 議案第11号 十日町市布川地区交流体験施設条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   議案書20ページをお願いいたします。議案第11号 十日町市布川地区交流体験施設条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の1、2ページもあわせてごらん願います。  本条例は、松之山布川地区にある旧布川保育所と旧東川小学校の教員住宅であった藤倉荘を同地区から地域の活性化施設として有効利用したいという強い要望を受けまして、今年度地域振興基金を活用して屋根改修などの整備を行いました。平成29年4月からこれらの施設を新たに利活用するため、新規に条例を制定するものでございます。  それでは、条例の構成についてご説明申し上げます。第1条では設置と目的を、第2条では施設の名称及び位置をそれぞれ規定しています。  第3条及び第4条では施設の利用形態と施設で行う事業を、第5条及び第6条では宿泊対象者や宿泊期間を定めています。  第7条から第9条では、開館時間と休館日及び開館時間の変更や臨時に休館、開館できる規定を定めています。  第10条及び第11条では、利用の許可及び利用の制限について規定しております。  第12条から第14条までは、使用料に関する事項を定めています。なお、第12条に定める使用料には光熱水費を含み1人1泊500円、1カ月当たり1万5,000円とし、使用料のほかに寝具リース料等を実費負担とすることを定めています。  第15条から第17条までは目的外利用の禁止等、入居者の義務について、第18条では規則への委任事項をそれぞれ規定しています。  附則につきましては、第1項では本条例の施行日を平成29年4月1日と規定し、第2項では新条例の制定により旧条例、十日町市高齢者と子供の家条例の廃止を規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第11号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第13 議案第12号 十日町市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定       議案第13号 十日町市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定       議案第14号 十日町市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第13 議案第12号 十日町市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第13号 十日町市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第14号 十日町市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上3件を一括して議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   それでは、議案第12号、議案第13号及び議案第14号を一括してご説明申し上げます。  議案書24ページをお願いいたします。初めに、議案第12号 十日町市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。条例要旨により説明いたしますので、条例要旨の3、4ページ、あわせて新旧対照表1から5ページをごらん願います。このたびの改正は、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、十日町市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正するものでございます。  条例要旨3ページの表の一番上の段、第8条の2第1項関係では、育児または介護を行う職員の早出、遅出勤務について、2段目の第8条の3第4項関係では、深夜勤務及び時間外勤務の制限について、それぞれ対象となる子の範囲を特別養子縁組の監護期間中の子及び養子縁組里親に委託されている子等を含むよう改めるものでございます。  1つ飛びまして、4段目、第11条関係では、休暇の種類に新たに介護時間を追加するものでございます。  次の段、第15条第1項関係では、介護が必要な者の定義及び通算して6月を超えない範囲内で3回に分割して介護休暇を取得できることとするもの、第2項関係では介護休暇の期間を改めるものでございます。  新たに追加いたします第15条の2関係では、第11条の休暇の種類に追加をいたしました介護時間について規定するものでございまして、介護休暇とは別に連続する3年の期間内において1日の勤務時間のうち2時間以内を介護時間として取得できるように規定するものでございます。  あわせまして、第15条、第15条の2及び第16条におきましては、十日町市職員の給与に関する条例第12条に規定する給与の減額の規定を国及び県に合わせて改めることにより、給与の減額対象である介護休暇及び組合休暇の文言を削ることに伴いまして、介護休暇、介護時間及び組合休暇により勤務しない時間に応じて給与額を減額することを改めて本条例に規定するものでございます。  最後に、附則につきましては、第1項では施行日を公布の日からとすることを、第2項及び第3項では経過措置をそれぞれ規定するものでございます。  第4項におきましては、給与の減額の規定について、関連する十日町市職員の給与に関する条例第12条を国及び県に合わせて一部改正させていただくものでございます。  続きまして、議案書の27ページをお願いいたします。議案第13号 十日町市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨により説明いたしますので、条例要旨の5、6ページ、あわせて新旧対照表6から10ページをごらん願います。このたびの改正は、今ほど説明いたしました議案第12号と同様に、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴いまして、十日町市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するものでございます。  条例要旨5ページの表の一番上の段、条例第2条関係では、育児休業をすることができる非常勤職員の要件の一部を緩和し、育児休業の対象となる養育する子が1歳に達する日までに引き続き在職することが見込まれる非常勤職員、これを養育する子が1歳6カ月に達する日までに引き続き在職することが見込まれる非常勤職員に改正するものでございます。  次の段、第2条の2関係では、育児休業等の対象となる子の範囲に特別養子縁組の監護期間中の子及び養子縁組里親に委託されている子等とは別に、条例により養育里親である職員に委託されている児童、これを追加するものでございます。  一番下の段、第3条及び6ページ上から2段目の第11条関係では、最初の育児休業や育児短時間勤務が終了した後、再び育児休業の取得や育児短時間勤務ができる特別の事情を整理するとともに、再度の育児休業等の対象となる子の範囲に特別養子縁組の監護期間中の子及び養子縁組里親に委託されている子等を規定するものでございます。  その下の段、第24条関係では、部分休業の承認については、介護時間の承認を受けて勤務しない時間を減じることを追加するものでございます。  その他の条文は、条番号の繰り下げなど、条文を整理するものでございます。  最後に、附則につきましては、施行日を公布の日からと規定するものでございます。  続きまして、議案書30ページをお願いいたします。議案第14号 十日町市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨により説明いたしますので、条例要旨の7ページ、あわせて新旧対照表11から13ページをごらん願います。この条例改正につきましては、雇用保険法の改正によりまして、65歳以上の者が新たに雇用される場合は雇用保険の適用の対象となること及び雇用保険の就職促進給付が拡大されることに伴い、十日町市職員の退職手当に関する条例の一部を改正するものでございます。  条例第10条第5項、第6項、第11項及び第15項関係では、65歳以上の者が新たに十日町市の職員となった場合の失業者の退職手当等に係るこれらの条項を改めるものでございます。また、11項関係では改正求職活動支援費について規定するものでございます。  附則につきましては、第1項では施行日を公布の日からと規定し、第2項から第5項では経過措置をそれぞれ規定するものでございます。  議案第12号、議案第13号及び議案第14号の説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   3件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第12号、議案第13号及び議案第14号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第14 議案第15号 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第14 議案第15号 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   議案書の32ページをお願いいたします。議案第15号 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨により説明いたしますので、条例要旨8、9ページ、あわせて新旧対照表14から16ページをごらん願います。  この条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法の改正に伴いまして所要の規定を改めるものであり、条例要旨上段の1、十日町市個人情報保護条例から3、十日町市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例までの3本の条例の一部を一括して改正するものでございます。  第1条関係は、十日町市個人情報保護条例の一部を改正するものでございます。同条例第15条関係は、番号法第28条が同法第29条に1条繰り下げとなるため、当該改正箇所引用部分の条ずれを措置するものでございます。  第2条関係は、十日町市個人情報保護条例の一部を改正する条例の一部を改正するものでございます。本条例は平成27年9月議会で議決いただいた改正条例でございますが、未施行の規定に係る部分を改める必要が生じたため、一部を改正するものでございます。  このたびの番号法の改正によりまして、番号法第9条第2項に基づく条例事務においても情報提供ネットワークシステムを使用した特定個人情報の提供が可能となります。このことに伴いまして、同条例第2条関係は情報提供等記録の定義について、番号法改正箇所も含めて引用する規定に改めるものでございます。  また、同条例第20条第2項関係は、情報提供等記録の訂正の通知先に条例事務に係る情報照会者及び情報提供者を加えるものでございます。  第3条関係は、十日町市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正するものでございます。同条例第1条及び第5条関係は、番号法第19条第9号が同条第10号に1号繰り下げとなるため、当該改正箇所引用部分の号ずれを措置するものでございます。  最後に、附則につきましては、条例の施行日を第1条及び第3条については平成29年5月30日から、第2条については公布の日からと規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第15号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第15 議案第16号 十日町市東日本大震災復興基金条例を廃止する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第15 議案第16号 十日町市東日本大震災復興基金条例を廃止する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   議案書33ページをお願いいたします。議案第16号 十日町市東日本大震災復興基金条例を廃止する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨10ページをあわせてごらん願います。  条例要旨10ページ上段に記載のとおり、東日本大震災復興基金につきましては、同年度に発生しました東日本大震災からの復興を図るため、県から配分を受けた交付金を財源として平成23年度に設置した基金で、平成24年度から取り崩しを行い、コミュニティの再生や地域経済の振興及び雇用の維持などの事業の財源として充当してまいりました。本年度をもって基金の全額を支出し、事業の目的を達成することから、基金を廃止するとともに条例を廃止するものでございます。  なお、附則は条例の施行日を平成29年4月1日と規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第16号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第16 議案第17号 十日町市税条例等の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第16 議案第17号 十日町市税条例等の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   議案書34ページをお願いいたします。議案第17号 十日町市税条例等の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨により説明いたしますので、条例要旨11、12ページ、あわせて新旧対照表17から34ページをごらんください。  今回の条例改正は、消費税率の引き上げ時期の変更に伴う税制上の措置として昨年11月に関係法令が改正されたことに伴うものであり、主な改正点は次の2点でございます。1点目は、個人の市民税に係る住宅借入金等特別控除の適用期限を平成33年12月31日まで2年半延長するもの、2点目は、法人の市民税の法人税割の税率の引き下げ及び軽自動車税の環境性能割の導入について、施行日を平成31年10月1日に2年半延期するものでございます。  初めに、主な改正点の1点目、条例要旨の第1条関係は、住宅借入金等特別控除の適用期限の延長についてでございます。現行の住宅ローン控除制度は、消費税率引き上げによる住宅投資への影響の平準化、緩和を目的といたしまして、平成25年度税制改正において、平成31年6月30日を適用期限として制度化されたものでございます。このたび消費税率10%への引き上げ時期が2年半延期されたことに伴いまして、個人の市民税の住宅ローン減税措置についても適用期限を平成33年12月31日まで2年半延長するものでございます。  次に、主な改正点の2点目、条例要旨の第2条関係、法人の市民税の税率の引き下げ時期及び軽自動車税に環境性能割を導入する時期の延期についてでございます。昨年の第3回定例会において議決いただきました十日町市税条例等の一部を改正する条例の一部について、消費税の税率引き上げ時期の変更に伴い、その施行日を平成29年4月1日から平成31年10月1日に2年半延期するものでございます。平成29年4月1日を施行日としております第1条の条文から、法人市民税の法人税割の税率引き下げ及び軽自動車税の環境性能割の導入に関する規定を削除いたします。その上で施行日を平成31年10月1日とする第1条の2を新たに設けまして、第1条において削除した規定を改めて整備することで、施行時期を2年半延期することとするものでございます。  次に、条例要旨の第2条関係の3段目、改正附則の改正につきまして、第1条関係は条例の施行期日の変更を、第2条関係は市民税の法人税割に関する経過措置を、第3条の2関係及び第4条関係は軽自動車税に関する経過措置をそれぞれ規定するものでございます。  その他の条項は、法令等の改正に合わせて規定を整備するもの、条ずれ、項ずれを措置するものなどでございます。  最後に、附則につきましては、この条例の施行日を公布の日と規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第17号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第17 議案第18号 十日町市都市計画税条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第17 議案第18号 十日町市都市計画税条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   議案書41ページをお願いいたします。議案第18号 十日町市都市計画税条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨13ページ、あわせて新旧対照表35、36ページもごらん願います。  今回の改正は、地籍調査事業の成果により字または地番が変更されたことに伴い、十日町市都市計画税条例の一部を改正するものでございます。  条例別表関係でございますが、新旧対照表35ページのとおり、都市計画税を課すべき区域の字及び地番を改めるものでございます。なお、課税区域に変更はございません。  附則につきましては、条例の施行日を公布の日からと規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第18号は、総務文教常任委員会に付託いたします。  暫時休憩いたします。              午前11時05分    休  憩                       〇                                     午前11時15分    開  議 ○議長(川田一幸君)   休憩前に引き続いて会議を開きます。                       〇 △日程第18 議案第19号 十日町市立学校設置条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第18 議案第19号 十日町市立学校設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。子育て教育部長。 ◎子育て教育部長(渡辺健一君)   それでは、議案書42ページをお開きください。議案第19号 十日町市立学校設置条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨14ページ、新旧対照表37ページもあわせてごらんください。  このたびの改正は、十日町市立松之山中学校の位置を変更する改正でございます。松之山中学校の移転改築を松之山小学校に併設する形で進めてまいりましたが、この4月から新校舎使用の準備が整いましたことから、改正をするものでございます。  附則は、条例の施行日を平成29年4月1日とするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第19号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第19 議案第20号 十日町市公民館条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第19 議案第20号 十日町市公民館条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。文化スポーツ部長。 ◎文化スポーツ部長(富井敏君)   議案書の43ページをお願いいたします。議案第20号 十日町市公民館条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨でご説明させていただきますので、15ページをごらんください。あわせて新旧対照表38ページもごらんください。  今回の改正は、中央公民館の移転に伴い、所在地及び諸室の名称、使用料、休館日等を変更するとともに、指定管理者制度の導入を想定して必要な条項を加え、あわせて川西公民館の所在地の表記を変更するものでございます。  第3条関係で十日町市中央公民館の位置を十日町市本町1丁目上508番地2に改め、第4条関係で川西公民館の位置を十日町市水口沢76番地7、十日町市千手中央コミュニティセンター内に改めます。  第19条、第20条で中央公民館の管理を指定管理者に行わせる場合の手続などを定めます。  21条、22条は、19条及び20条が追加されたことにより条数を繰り下げるものでございます。  16ページの上段、別表関係では、施設が新しくなることにより中央公民館の施設名及び使用料の金額を改めます。  附則は、条例の施行日を平成29年12月1日とするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第20号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第20 議案第21号 十日町市越後妻有文化ホール条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第20 議案第21号 十日町市越後妻有文化ホール条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。文化スポーツ部長。 ◎文化スポーツ部長(富井敏君)   議案書46ページをお願いいたします。議案第21号 十日町市越後妻有文化ホール条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨17ページもあわせてごらんください。  本条例は、十日町市中心市街地活性化基本計画の基本理念である新たなにぎわいに満ちた魅力あるまちの創造に基づき、市民の文化芸術活動の振興及び市民相互の交流の促進を図るため、十日町市越後妻有文化ホールを設置するものです。  第1条で施設の設置を、第2条で名称と位置を定めています。  第3条では施設で行う事業を、第4条から第6条では開館時間及び休館日などについて定めています。  第7条から第15条では、利用の許可及び使用料など、利用に係る諸条件を定めています。  第16条では文化ホールの運営を円滑に行うための運営協議会設置について、第17条及び第18条では施設の指定管理について、また第19条において規則への委任事項を定めています。  なお、別表において施設の使用料を定めています。  附則は、条例の施行日を平成29年11月1日とするとともに、必要な準備行為について定め、あわせて平成29年12月1日をもって十日町市市民会館条例を廃止する旨を定めているものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第21号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第21 議案第22号 十日町市立小学校及び中学校施設等の使用条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第21 議案第22号 十日町市立小学校及び中学校施設等の使用条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。文化スポーツ部長。 ◎文化スポーツ部長(富井敏君)   議案書の52ページをお願いいたします。議案第22号 十日町市立小学校及び中学校施設等の使用条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の20ページ、新旧対照表の42ページもあわせてごらんください。  今回の改正は、倉俣小学校の閉校に伴い、別表の施設名、倉俣小学校を旧倉俣小学校に変えるものでございます。  附則としまして、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第22号は、総務文教常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第22 議案第23号 十日町市消費生活センター条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第22 議案第23号 十日町市消費生活センター条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。産業観光部長。 ◎産業観光部長(渡辺正範君)   議案書53ページをお願いいたします。議案第23号 十日町市消費生活センター条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨21ページもあわせてごらんください。  制定の趣旨でございます。現在市の消費生活相談窓口には年間300件を超える相談がございます。このことから、対応を強化するために、平成29年度から消費者安全法に基づく消費生活センターを新たに設置することとしたことに伴いまして、条例制定するものでございます。  内容をご説明いたします。第1条でセンターの設置と目的を定め、第2条において名称と位置を規定しております。  第3条で所掌事務、第4条から第6条では開館時間及び休館日について定めております。  第7条ではセンターの組織、第8条から9条では配置する相談員に関する事項を規定をしております。  第10条では職員の研修について、第11条では情報の安全管理について定めております。  また、第12条で規則への委任を規定をしております。  附則は、条例の施行日を平成29年4月1日とするものであります。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第23号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第23 議案第24号 十日町市西戸屋公園施設条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第23 議案第24号 十日町市西戸屋公園施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。産業観光部長。 ◎産業観光部長(渡辺正範君)   55ページをお願いいたします。議案第24号 十日町市西戸屋公園施設条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨23ページ及び新旧対照表43ページからもあわせてごらんください。  これは、西戸屋公園施設を構成する清田山キャンプ場と重地大池自然観察広場の規定について、現在の利用実態に合わせて整理するものでございます。  まず、第2条、表中の名称にコテージなど個別の施設名が含まれていることから、これを削除し、表記を簡略化するものでございます。  また、別表にある老朽化したテニスコートなどを廃止、削除するとともに、附属設備の使用料を規則で定める旨規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第24号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第24 議案第25号 十日町市宮中島温泉施設条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第24 議案第25号 十日町市宮中島温泉施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。産業観光部長。 ◎産業観光部長(渡辺正範君)   56ページをお願いいたします。議案第25号 十日町市宮中島温泉施設条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨24ページ及び新旧対照表45ページもあわせてごらんください。  これは、平成29年度からミオンなかさとにおいてレンタサイクルを設置をすることになりましたことから、附属設備であるこの利用料金を規則で定める旨規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。安保寿隆君。 ◆14番(安保寿隆君)   今簡潔な説明がありましたが、条例新旧対照表45ページを見ますと、古いほうにはこの規定がなくて、6に附属設備の利用料金は規則で定めると、このようになっております。今まで附属設備に対する利用料、使用料等の規定はなかったのか。どうもこの間ずっと報告を聞きますと、大体規則で定めるという形が多くなりまして、条例上消えていくもんですから、内容がわからないという問題があるんですが、その辺の考え方聞かせてください。 ○議長(川田一幸君)   中里支所長。 ◎中里支所長(江口登君)   それでは、説明させていただきます。  第1点目は、今までは附属設備に関するそういう規定はございません。電動つき自転車を貸し出しするためのものを今回特別にしましたので、ここには記してありませんけども、電動アシスト自転車半日1,000円、1日8時間1,500円、小学校用の、子供用ですけども、半日500円、1日750円、キッズトレーラーといって子供を乗せるような側車みたいなのがあるんですけども、それは半日500円、1日1,000円というふうな形で規則で定めたいというふうに考えております。以上です。
    ○議長(川田一幸君)   安保寿隆君。 ◆14番(安保寿隆君)   金額までご報告いただいたんで、やっぱりそういうのがわかったら事前に内容を見せていただいたほうがいいかなと思います。それで、今の話はレンタサイクルですか、ということでありましたけれども、これ以外ないと、附属設備としては。今までもなかったし、今後もレンタサイクルだけに絞って附属設備として利用料を取ると、こういうことでしょうか。 ○議長(川田一幸君)   中里支所長。 ◎中里支所長(江口登君)   今後ミオンのところはアウトドアのいろんなことをやっていきますので、その中でスノーモービルとか、いろんなことを今後考えていかなけりゃならないと思っておりますので、そういうふうなソフトができた段階で同じような形で使用料を規定して規則のほうで定めたいというふうに考えております。 ○議長(川田一幸君)   質疑は終結したものと認めます。  ただいま議題となっております議案第25号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第25 議案第26号 十日町市まつだいふるさと会館条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第25 議案第26号 十日町市まつだいふるさと会館条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。産業観光部長。 ◎産業観光部長(渡辺正範君)   議案書57ページをお願いいたします。議案第26号 十日町市まつだいふるさと会館条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。条例要旨25ページ及び新旧対照表46ページもあわせてごらんください。  これは、まつだいふるさと会館1階のテナントが平成29年度から24時間営業のコンビニエンスストアに変更になることから、関係する条項を改正するものでございます。  主な改正点でございますが、別表第2項関係で事務室の利用料金を他の場所と同じ単価とするために月額1万5,000円に改めます。  また、店舗以外の施設の通路等を占有して利用する場合の利用料金の規定を第3項として新たに加えるものでございます。  なお、営業時間の改正につきましては規則で行うものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第26号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第26 議案第27号 十日町市ふるさと・水と土保全基金条例を廃止する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第26 議案第27号 十日町市ふるさと・水と土保全基金条例を廃止する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。産業観光部長。 ◎産業観光部長(渡辺正範君)   58ページをお願いいたします。議案第27号 十日町市ふるさと・水と土保全基金条例を廃止する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の26ページもあわせてごらんください。  平成5年設置の本基金につきましては、農業地域の多様な機能を活用して地域の活性化を図るために共同活動の財源として充当してきたところでございますが、本年度をもって基金の全額を支出することとなりました。今後は別途事業を活用して目的を果たすということとしたことから、基金を廃止するとともに条例を廃止するものでございます。  附則は、条例の施行日を平成29年4月1日とするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第27号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第27 議案第28号 十日町市建設基金条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第27 議案第28号 十日町市建設基金条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(池田克也君)   それでは、議案書59ページをお願いいたします。議案第28号 十日町市建設基金条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。あわせて条例要旨27ページ、新旧対照表47ページもごらんください。  本基金のうち十日町総合公園建設資金は、十日町市総合公園の整備財源とするために創設をされておりましたが、今年度をもって全額を支出することにより、第2条から十日町総合公園建設資金を削除するものでございます。  附則としまして、この条例の施行日を平成29年4月1日からとするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第28号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第28 議案第29号 十日町市公園条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第28 議案第29号 十日町市公園条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(池田克也君)   議案書60ページをお願いいたします。議案第29号 十日町市公園条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。あわせて条例要旨28ページ、新旧対照表48ページもごらんください。  当該用地につきましては、松代地域の下町住宅の用地として確保しておりましたが、現状は地域の屋外避難所に指定されていること及び今後地域の多目的広場として活用する上で公の施設として位置づけるため、別表第1に十日町市松代下町地区多目的広場を追加するものでございます。  附則としまして、本条例の施行日を平成29年4月1日とするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第29号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第29 議案第30号 十日町市まちなかステージ条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第29 議案第30号 十日町市まちなかステージ条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(池田克也君)   議案書61ページをお願いいたします。議案第30号 十日町市まちなかステージ条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。あわせて条例要旨29ページ、新旧対照表49ページもごらんください。  まちなかステージ利用者の利便性の向上を図るため、別表関係に市民交流センター1階の情報ラウンジを貸し室として追加するほか、使用にかかわる取り扱いの見直しを行うものでございます。  附則としまして、本条例の施行日を平成29年4月1日とするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第30号は、産業建設常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第30 議案第31号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定       議案第32号 十日町市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定       議案第33号 十日町市有住宅条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第30 議案第31号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定について、議案第32号 十日町市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定について、議案第33号 十日町市有住宅条例制定について、以上3件を一括して議題といたします。  提出者の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(池田克也君)   それでは、議案第31号から33号まで一括してご説明をいたします。  議案書62ページをお願いいたします。初めに、議案第31号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。あわせて条例要旨30ページ、新旧対照表51ページもごらんください。今回の改正では、主に市有住宅条例を新たに制定することに伴い、本条例から市有住宅に関する規定を削除するほか、さまざまな居住形態に対応するために市営住宅の入居資格及び単身入居に関する規定を見直すものでございます。  第2条では、用語の定義から市有住宅の規定を削除します。また、それ以降の第5条、第6条、第15条、第28条、第44条及び別表第2において市有住宅に関する規定を削除いたします。  第6条では、これまで単身入居資格として老人、身体障がい者、災害による被災者に限定しておりましたが、単身入居者の状況にかかわらず入居を認めるものに改めるものでございます。  第8条では、単身入居可能な住宅規格を規則で別に定めることとします。規則では、十日町、川西、中里地域は床面積が55平方メートル以下とし、松代、松之山地域の住宅については単身入居の規定を設けないことといたします。  第12条及び第47条では、入居または駐車場の使用の際の手続において、これまで保証人の連署を規定していたものを、法律上の責任を明確にするために、連帯保証人に改めるものでございます。  別表第1及び別表第3では、市営住宅の名称及び位置、駐車場の管理委託団体について明記しておりますが、合併以前の市町村ごとに表現が異なることから、住宅名称等の統一を図るものでございます。あわせて、別表2の削除に伴い、別表3を繰り上げるものでございます。  また、このほかに字句の整理を行ってございます。  附則としまして、この条例の施行日を平成29年4月1日からとするものでございます。  続きまして、議案書65ページをお願いいたします。議案第32号 十日町市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨32ページ、新旧対照表60ページもあわせてごらんください。今回の改正では、主にさまざまな居住形態に対応するために、特定公共賃貸住宅の入居資格及び単身入居住宅の規格に関する規定を見直すものでございます。  第4条では、入居者の募集方法を市営住宅条例に規定する方法によるものとし、公営住宅全体の統一を図ることとしております。  第6条では、これまで単身入居資格として地域の実情を勘案して入居させることが適当と市長が認める者としておりましたが、単身入居者の状況にかかわらず入居を認めるものといたします。また、第3号ではこれまで規定されていなかった納税義務を新たに加えさせていただきます。  第7条では、単身入居可能な住宅規格を規則で別に定めることといたしております。規則では、十日町、川西、中里地域は床面積が55平方メートル以下とし、松代、松之山地域の住宅については単身入居の規定を設けないことといたします。  第12条では、入居の際の手続において、これまで保証人の連署を規定していたものを、法律上の責任を明確にするために、連帯保証人に改めるものでございます。  第15条では、家賃の決定は規則で定めるものとし、あわせて別表2を削除するものでございます。  別表第1では、特定公共賃貸住宅の名称及び位置について明記しておりますが、合併以前の市町村ごとで表現が異なっていることから、住宅名称の統一を図るものでございます。  このほか今回の改正に当たり字句の整理もあわせて行っております。  附則といたしまして、第1項ではこの条例の施行日を平成29年4月1日からとし、第2項以降では経過措置をそれぞれ規定するものでございます。  続きまして、議案書の67ページをお願いいたします。議案第33号 十日町市有住宅条例制定についてご説明申し上げます。あわせて条例要旨の34ページをごらんください。十日町市営住宅条例の改正でご説明したとおり、市有住宅はこれまで市営住宅条例の中に規定されておりましたが、本議案ではさまざまな居住形態に対応できる公営住宅を提供するため、新たに市有住宅条例を制定するものでございます。  第1条では条例の趣旨を、第2条では市有住宅等の定義を規定しております。  第3条では、市有住宅の名称及び位置を規定しております。  第6条から第11条では、入居に関する事項を規定しております。先ほど市営住宅条例、特定公共賃貸住宅条例の改正でご説明したことと同様に、第6条では入居者の状況にかかわらず単身入居を認めること、第7条では単身入居可能な住宅の規格を規定しております。第11条でも同様に入居手続における連帯保証人の連署を規定するものでございます。  第12条では、これまでの市有住宅に規定されていなかった賃貸借期間について3年間と規定するものでございます。  第13条から第17条では、家賃及び敷金について規定するもので、市営住宅及び特定公共賃貸住宅の家賃と均衡を失しないよう別に規則で定めるものでございます。  第18条から第26条では、同居の承認や承継、修繕等の費用負担などの入居における義務等を規定するものでございます。  第27条及び第28条では、退去に関する事項を規定しております。  第29条から第36条では、市有住宅の共同施設である駐車場における申し込みや使用料などについて規定し、第37条から第39条では雑則として立入検査などを、第40条では罰則をそれぞれ規定しております。  附則といたしまして、この条例の施行日を平成29年4月1日からとするものでございます。  なお、別表第1及び別表第2では市有住宅の名称及び位置、駐車場の管理団体について規定をさせていただいております。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   3件に対する質疑を許します。安保寿隆君。 ◆14番(安保寿隆君)   これは、俗に一般的に市営住宅と言われていたものをいろいろな面で中身を変える方向になっておるかと思いますので、本当はもう少し詳しく資料も添えて説明していただいたほうがよかったかなと思うんですが、初めに新旧対照表の51ページに2条、これまでは(1)、市営住宅、2、公営住宅となっていますが、これが順番が変わりまして、2に市営住宅があります。そこで、市営住宅の定義といいますか、位置づけですが、これまでは市が建設、買い取りまたは借り上げを行い、低所得者に賃貸し、または転貸するための住宅及びその附帯設備をいうということが、今度はそれが削られております。したがって、この理由は何か聞かせていただきたいと思います。  それから、6条関係でありますが、古いほうでは3項に第1項の規定にかかわらず、老人、身体障がい者、災害により住宅に困窮している者その他の特定の居住の安定を図る必要がある者として規定で定めている者については、第1項第1号の規定は適用しないとなっております。これが削られました。これが削られたということは、第6条の(1)は要するに同居する場合には親族であることという規定でありますね。これが老人や障がい者等は必要ないというふうに見えるわけですけども、これもなぜ削られたのか最初に聞かせてください。 ○議長(川田一幸君)   都市計画課長。 ◎都市計画課長(藤巻裕君)   今ほどのご質問ですけども、第2条における旧条例の市が建設、買い取りまたは借り上げを行い、低所得者に賃貸し、または転貸するための住宅及びその附帯設備をいうというところが削られたわけですけども、ここは市営住宅というものを市が供給する公営住宅をいうということで改めまして、公営住宅というのは国の公営住宅法に規定する公営住宅ということで、条例の中身を簡素化したということで、特に旧のものを変えたことによって条例が不足するとか、そういったものではないものでございます。  2つ目の入居者の資格の部分ですが、こちらの旧のほうで老人、身体障がい者、災害により住宅に困窮している者というものを削除したわけですけども、先ほど条例の要旨を説明させていただいたものの中に単身入居ができること、今までは単身入居ができる者が老人、身体障がい者、災害により住宅に困窮している者というようなことだったわけですけども、単身入居できる条件を広げるために第3項を削除させてもらったということでございます。以上です。 ○議長(川田一幸君)   安保寿隆君。 ◆14番(安保寿隆君)   今のご説明だと、新しい2条は1に公営住宅があって、法第2条第2号に規定する公営住宅と、それは法の中にそういう入居の趣旨といいますか、順位が盛られているから、いいんだというお話でしたが、これは1項でそういうふうになっておりまして、2項に市営住宅となっているわけですから、法第2条2号を適用するというのは書いていないわけです、これにも。ちょっと説明としてぐあい悪い。要するにこれがなくなったということは、低所得者への賃貸等についてこの項がなくなったというふうな印象を受けるんで、今の説明だとそれは生きているということですね。  そこが1つと、それから2点目の6条3項については、これまで老人や障がい者等については同居がされると、親族でなくても。というふうに理解できるんですが、そうじゃないですか。 ○議長(川田一幸君)   都市計画課長。 ◎都市計画課長(藤巻裕君)   第2条の件でございますが、新しい条例では第1号で公営住宅というのは法第2条第2号に規定する公営住宅をいうということで、この中の条例の中で公営住宅という文言はここに規定しております。定義ですので。第2号で市営住宅というものは市が供給する公営住宅、だから第1号の公営住宅に規定するものということで、ここで解釈ができるということになると思います。  第6条の件ですけども、第6条ですが、これを削除したというところで、この削除については、先ほど説明をしましたように、現在の市営住宅については単身で入居できる方というのが老人、身体障がい者、災害により住宅に困窮している者というふうな方でしか単身では入居できないというような状況でございましたので、この中で第3項の1項の規定にかかわらずということで、これを削除することによって特に老人、身体障がい者、災害の方が入居できなくなるということではなくて、とにかく単身で入居できる方の条件を、資格を広げようということでこの3項を削除しているものになります。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   安保寿隆君。 ◆14番(安保寿隆君)   違うとこへ移りますが、58ページに、新旧対照表ですね。ここに市有住宅の家賃の表というのがありまして、これは個別に金額が決められております。ほかにはこういう家賃は決められておりませんが、今までの市営住宅家賃の決め方含めて、市有住宅はなぜこのように固定的な金額にしたのか聞かせてください。 ○議長(川田一幸君)   都市計画課長。 ◎都市計画課長(藤巻裕君)   市営住宅の家賃につきましては、国の公営住宅法の算定の方法がありますので、それに基づいて算定をしております。新旧対照表58ページの市有住宅の家賃がありますけども、今回はこれは削除するということですけども、ここに記載されている家賃についてはほとんど旧松之山、松代、中里にあった住宅でございます、市有住宅は。なので、合併前からこの家賃を採用されておりましたので、現在ここで家賃をどのような算定を行ったかというのは不明でございます。 ○議長(川田一幸君)   質疑は終結したものと認めます。  ただいま議題となっております議案第31号、議案第32号及び議案第33号は、産業建設常任委員会に付託いたします。  昼食のため、午後1時まで休憩いたします。              午前11時59分    休  憩                       〇                                     午後 1時00分    開  議 ○議長(川田一幸君)   休憩前に引き続いて会議を開きます。                       〇 △日程第31 議案第34号 十日町市手数料条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第31 議案第34号 十日町市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大津善彦君)   それでは、議案書の77ページをお願いをいたします。議案第34号 十日町市手数料条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。説明は条例要旨で行いますので、条例要旨の39ページ、あわせまして新旧対照表の67、68ページをごらんください。  介護保険法第115条の45第1項に規定をする介護予防・日常生活支援総合事業の実施に伴い、十日町市手数料条例の一部を改正するものでございます。  別表ですが、総合事業の訪問型、通所型の事業を実施する事業者の指定に関し、55の項においては新たに指定を受ける場合の、また56の項においては指定を更新する場合のそれぞれ申請に必要な手数料を規定するものでございます。  附則につきましては、この条例の施行日を規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第34号は、厚生環境常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第32 議案第35号 十日町市寝たきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例制定       議案第36号 十日町市重度心身障害児者介護手当支給条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第32 議案第35号 十日町市寝たきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例制定について、議案第36号 十日町市重度心身障害児者介護手当支給条例の一部を改正する条例制定について、以上2件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大津善彦君)   それでは、議案第35号、議案第36号を一括ご説明をさせていただきます。  初めに、議案書79ページをお願いをいたします。議案第35号 十日町市寝たきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例制定についてでございます。条例要旨の40ページ、新旧対照表は69ページをあわせてごらんください。居宅において寝たきり老人等を介護している方の負担に報いるため、十日町市寝たきり老人等介護手当支給条例の一部を改正するものでございます。  第5条第1項関係におきまして、支給月額を5,000円から6,000円に改めるものでございます。  附則といたしまして、第1項関係でこの条例の施行日を、第2項関係では経過措置を規定するものでございます。  続きまして、議案書80ページをお願いをいたします。議案第36号 十日町市重度心身障害児者介護手当支給条例の一部を改正する条例制定についてでございます。条例要旨の41ページ、新旧対照表は70ページをあわせてごらんください。居宅において重度心身障がい児者を介護している方の負担に報いるため、十日町市重度心身障害児者介護手当支給条例の一部を改正するものでございます。  これも第5条第1項関係におきまして、支給月額を5,000円から6,000円に改めるものです。  附則といたしまして、第1項関係でこの条例の施行日を、第2項関係では経過措置を規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   2件に対する質疑を許します。小野嶋哲雄君。 ◆24番(小野嶋哲雄君)   介護手当の増額については非常にありがたいことですけれども、最近よく課題になる、問題になる県外にも要介護者が非常に多くの方が行っていられるというのは皆さんもご存じだと思うんですが、そういうのも踏まえ、今の介護手当5,000円から6,000円に改定をする根拠みたいなものも含めて、私はもっと増額をして、介護者に本当に報いるような、先ほど説明にありました介護者の難儀に報いるようなというふうなご説明がありましたけども、もう少し増額ができるようなことが私は提案されてきてほしいなと思っていたわけですが、その辺についてこの5,000円から6,000円にした根拠は、今後これでカバーできると思うかどうだかについて、介護者の難儀をカバーできるかどうかについてご見解を伺いたいと思います。 ○議長(川田一幸君)   福祉課長。 ◎福祉課長(古澤幸男君)   今の介護手当の増額の金額についてご説明いたします。  介護手当につきましては、今ほど説明しましたように、介護負担の労苦に報いるということで、家族を介護されている方は心身、精神的にも身体的にも大変なご苦労をされながら介護をされているわけですけども、そのご苦労に対して感謝といいますか、慰労を込めて支給している手当ということで、見舞金的な性格というふうに考えております。この手当で介護者の例えば賃金とか、そういう手当のようなものではございませんで、見舞金としての性格ですので、一律に支給しているわけですけれども、それに少しでも応えたいということで今回1,000円の増額ということでさせていただきました。説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   小野嶋哲雄君。 ◆24番(小野嶋哲雄君)   4月から介護保険法の改正に伴って総合サービス事業に変更されるというのも先ほど説明にもありましたけども、今後介護度3から5の人たちが施設入所が中心になって、そこから要支援1、2、介護度1、2の方がデイサービスやそういうものを利用しながら在宅介護が中心になるわけですが、そういう中でひとり暮らしの方が多くなっているような状況ですけども、その辺について市長のご見解をもし伺えればありがたいと思います。これでカバーできると思っているのか、今後増額のことについてご検討願えるのかどうだかも含めてですが。 ○議長(川田一幸君)   市長。 ◎市長(関口芳史君)   今ほど課長からも答弁申し上げたとおりなんですけども、これはカバーできるとか、そういったような性格のものではないというふうな理解でありまして、これはできるだけご苦労に報いたいというか、そういった思いであります。私は、市長就任以来、高齢者に対する支援と子育て世帯に対する支援、どちらかというと介護保険法の施行以来、高齢者に対する手当てというのは格段にそれ以前に比べますと進歩したという流れの中で、むしろ子育て世帯にちょっと欠けているんではないかという思いで、そちらのほうにどちらかといいますと重点的にご支援をしてきたということがあるわけでありますけども、そういう中でふれあいトークでありますとか、いろんな市民とのお話の中でこれからまたさらにこういった高齢者がふえる、そしてまた団塊の世代が2025年には後期高齢者に移行していくと、そういう大きな流れの中でやはりそういった高齢者に対して、そしてまたその介護で高齢者並びに障がいのある皆様に対する居宅での介護で本当にご苦労されている皆さんに報いなければならないと、そういう判断に至って交付させていただいているわけであります。この額がどこが適正かというのは本当にわからないわけでありますけども、合併協議のときに5,000円ということに決まって、合併以来ずっとこの額で推移してまいりました。そういう中でやはり周辺の自治体でありますとか、そうしたところの動向などしっかり勉強させていただいて、今後のあるべき水準といいますか、そうしたものをやっぱり考えていかなきゃいけないと、そのように思っている次第であります。 ○議長(川田一幸君)   小野嶋哲雄君。 ◆24番(小野嶋哲雄君)   ここで細かい話を余りしてもあれですが、要望としておきますが、在宅介護者の、在宅介護をしながらショートステイを使って介護者の難儀を解消しているわけですが、そういうのも踏まえて、在宅介護をしている方の意見や何かを実態調査をして、ぜひとも在宅介護手当を増額できるようなことも念頭に置いて今後取り組んでいただければありがたいと思います。以上です。 ○議長(川田一幸君)   質疑は終結したものと認めます。  ただいま議題となっております議案第35号及び議案第36号は、厚生環境常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第33 議案第37号 十日町市介護保険条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第33 議案第37号 十日町市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大津善彦君)   議案書の81ページをお願いをいたします。議案第37号 十日町市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の42ページ、新旧対照表は71ページをあわせてごらんください。  保険料の減免の申請期限を延長することによって、減免を受けようとする方の利便に配慮した制度にするため、十日町市介護保険条例の一部を改正するものでございます。  第14条第2項関係におきまして、減免の申請期限を減免を受けようとする月の末日に改めるものでございます。  附則といたしましては、この条例の施行日を規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第37号は、厚生環境常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第34 議案第38号 十日町市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例制定       議案第39号 十日町市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第34 議案第38号 十日町市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第39号 十日町市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上2件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大津善彦君)   それでは、議案第38号、議案第39号をあわせてご説明を申し上げます。  初めに、議案書の82ページをお願いをいたします。議案第38号 十日町市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。説明は条例要旨のほうで行わせていただきますので、条例要旨の43ページ、あわせまして新旧対照表の72ページ以降をごらんください。本改正は、厚生労働省の基準省令の改正に伴うものでございます。  主な内容についてご説明いたしますが、まず第3条第3項関係につきましては、新たに暴力団の不正行為の防止及び不当な影響の排除を規定するものでございます。  第14条関係から第54条関係までにつきましては、主に引用条項や字句の整理をするものでございます。  第59条の2関係から46ページ中ほどの第59条の29第1項から第4項関係までにつきましては、指定地域密着型通所介護に係る基本方針、人員、設備、運営に関する基準を新たに加えるものでございます。  第59条の30関係から次ページ、第59条の38関係までにつきましては、指定療養通所介護に係る基本方針、人員、設備、運営に関する基準を新たに加えるものでございます。  第60条関係から次のページ下段の第151条第13項関係までにつきましては、主に引用条項あるいは字句の整理を行うものでございます。  第176条第2項関係につきましては、整備すべき記録を追加するものでございます。  第177条関係から第202条関係までにつきましては、第59条の2から第59条の38の新設に伴いまして、引用条項及び準用規定を改めるものでございます。  附則といたしましては、この条例の施行日を規定するものでございます。  続きまして、議案書100ページをお願いをいたします。議案第39号 十日町市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。説明はこれも条例要旨で行いますので、条例要旨の50ページ、あわせまして新旧対照表の114ページをごらんをいただきたいと思います。本改正につきましても、今ほどの議案第38号同様、厚生労働省の基準省令の改正に伴うものでございます。  第3条第3項関係については、新たに暴力団の不正の行為の防止及び不当な影響の排除を規定するものでございます。  第39条関係は、第1項から第4項関係において項の順序を改め、第5項関係において指定介護予防認知症対応型通所介護事業所の所在する建物に居住する利用者以外の者に対してのサービス提供について規定を加えるものでございます。  第40条第2項関係については、整備すべき記録を追加するものでございます。  第62条関係から次のページの第86条関係につきましては、字句の整理、引用条項を改めるもの及び一部条項の削除などをするものでございます。  附則といたしましては、この条例の施行日を規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(川田一幸君)   2件に対する質疑を許します。村山邦一君。 ◆23番(村山邦一君)   1件だけちょっとお伺いしたいと思っています。  38号の関係でございますが、ページの94、95に関係するんですけども、59条の36でございますが、管理者の責務とか運営規程が前段にあって、その後59条の36については安全・サービス提供管理委員会の設置をしなければいけないと、事業者に対して。そういうことになっているんですが、これ少し、趣旨はわかりますけど、医療機関とかそういうものは入るようになっていますが、どのような考え方といいますか、今の時点で内容について何人ぐらいで構成して、その選定の仕方はどうするのか、その辺についてお伺いしたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(川田一幸君)   福祉課長。 ◎福祉課長(古澤幸男君)   これにつきましては、その地域でその地域の関係者の方から入っていただいて設置する委員会でございまして、特に市として何人という規定はございませんが、その事業所ごとに聞く話によると10人以内ぐらいで設置をしているところが多いようです。特に地域包括センターは必ず入っていただくということで指定をしているというふうに聞いております。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   村山邦一君。 ◆23番(村山邦一君)   それでは、事業者さんの地域が具体的には指定されたものが認可されるわけでございましょうから、その地域でやっぱり今課長がおっしゃったような形で地域の方が入るということはわかりますけど、もう少し踏み込んでその辺を地域の皆さんの代表として、事業者もそうでございましょうけれども、やっぱり地域の人の保健や医療、福祉の分野で専門的な知識がある方だとか、そういう方が入ったほうがいいんじゃないかなと私は思ったもんですから、その辺をもう少し踏み込んでお聞きをしたいんですが、いかがですか。 ○議長(川田一幸君)   福祉課長。 ◎福祉課長(古澤幸男君)   事業所ごとの委員会の設置の運用の状況につきましては、その事業所の実地指導等がありますので、その中で実情を聞かせていただいて、必要であればまた指導といいますか、していきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(川田一幸君)   村山邦一君。 ◆23番(村山邦一君)   課長さん、今のお話のように行政としては管理者の責任で運営するということでございましょうけど、今おっしゃったように、確認させていただきますが、行政も必ず責任の一端は当然私もあると思っていますが、その辺もう一回だけ確認させてください。 ○議長(川田一幸君)   福祉課長。 ◎福祉課長(古澤幸男君)   市としましても法の趣旨に沿って運営されているかどうかきちんと確認して、必要な指導はしていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(川田一幸君)   質疑は終結したものと認めます。  ただいま議題となっております議案第38号及び議案第39号は、厚生環境常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第35 議案第40号 十日町市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第35 議案第40号 十日町市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大津善彦君)   議案書の102ページをお願いをいたします。議案第40号 十日町市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。説明は条例要旨で行いますので、条例要旨の52ページ、あわせまして新旧対照表は120ページをお願いをいたします。  今回の一部改正は、所得税法等の一部を改正する法律及び十日町市税条例の一部を改正する条例の施行に伴うものでございます。  第18条第2項関係では、国保税に係る減免申請の申請期限を納付期限前7日までから納付期限までに改めるものでございます。  制定附則第16項、17項関係では、所得税法等の一部改正に合わせまして、特例適用利子等及び特例適用配当等に係る規定を整備するものでございます。  附則につきましては、条例の施行日を規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第40号は、厚生環境常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第36 議案第41号 十日町市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第36 議案第41号 十日町市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大津善彦君)   議案書の104ページをお願いをいたします。議案第41号 十日町市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  説明に入ります前に、おわびを申し上げたいと思います。条例要旨に誤りがございました。配付をいたしました正誤表の中段記載のとおり訂正をお願いをいたします。まことに申しわけございませんでした。  それでは、ただいま訂正をいただきました条例要旨の53ページ、あわせまして新旧対照表122ページをお願いをいたします。今回の一部改正は、高齢者の医療の確保に関する法律に規定する後期高齢者医療制度の創設により被保険者が減少したことに伴い、国民健康保険運営協議会の委員定数の適正化を図るためのものでございます。  第2条第1項関係では、被保険者を代表する委員及び公益を代表する委員の定数を5人から4人に、保険医または保険薬剤師を代表する委員を5人以内から4人にそれぞれ改めるものでございます。  附則第1項関係では条例の施行日を、第2項関係では経過措置について規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第41号は、厚生環境常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第37 議案第42号 十日町市立保育所条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第37 議案第42号 十日町市立保育所条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。子育て教育部長。 ◎子育て教育部長(渡辺健一君)   それでは、議案書105ページをお願いいたします。議案第42号 十日町市立保育所条例の一部を改正する条例制定についてをご説明申し上げます。条例要旨54ページ、新旧対照表123ページもあわせてごらんください。  今回の改正は、中里なかよし保育園及び松代保育園を平成30年4月1日より民営化する見込みとなったため、条例の一部を改正するものでございます。  第2条関係ですが、中里なかよし保育園及び松代保育園の名称及び位置の規定を削り、後続する号を2号繰り上げるものでございます。  附則は、条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第42号は、厚生環境常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第38 議案第43号 十日町市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第38 議案第43号 十日町市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。子育て教育部長。 ◎子育て教育部長(渡辺健一君)   議案書106ページをお願いいたします。議案第43号 十日町市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨55ページ、新旧対照表124ページもあわせてごらんください。  今回の改正は、子育て支援の充実として、平成29年9月1日診療分から子供の入院時の一部負担金を無料とするものでございます。  第3条関係ですが、今回の改正により、十日町市重度心身障害者医療費助成及び十日町市ひとり親家庭等の医療費助成の対象者の子供について、入院に係る一部負担金が発生した場合に十日町市子どもの医療費助成事業で助成できるよう改めるものでございます。  第7条関係ですが、入院時の一部負担金を廃止とするもの及びこれに伴う字句の修正を行うものでございます。  附則は、条例の施行日を平成29年9月1日とするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第43号は、厚生環境常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第39 議案第44号 十日町市妊産婦の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第39 議案第44号 十日町市妊産婦の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大津善彦君)   議案書の107ページをお願いをいたします。議案第44号 十日町市妊産婦の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。説明のほうは条例要旨で行わせていただきますので、条例要旨の56ページ、あわせまして新旧対照表は126ページをお願いをいたします。  今回の改正は、安心して子供を産み育てられる環境をさらに整えるため、先ほど説明のございました子ども医療費助成の改正と同様、平成29年9月1日の診療分から妊産婦の入院時の一部負担金を無料とするものでございます。  第3条第2項関係では、今回の改正により、十日町市重度心身障害者医療費助成及び十日町市ひとり親家庭等の医療費助成の対象となる妊産婦について、入院に係る一部負担金が発生した場合に十日町市妊産婦の医療費助成事業で助成できるよう改めるものでございます。  第5条第1項、第2項関係につきましては、入院時の一部負担金の無料化及びこれに伴う字句の修正を行うものでございます。  附則第1項関係は条例の施行日を、第2項関係は経過措置について規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(川田一幸君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第44号は、厚生環境常任委員会に付託いたします。                       〇
    △日程第40 議案第45号 十日町市住みよい環境づくり条例の一部を改正する条例制定       議案第46号 十日町市当間高原リゾート環境監視委員会条例の一部を改正する条例制定 ○議長(川田一幸君)   日程第40 議案第45号 十日町市住みよい環境づくり条例の一部を改正する条例制定について、議案第46号 十日町市当間高原リゾート環境監視委員会条例の一部を改正する条例制定について、以上2件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大津善彦君)   それでは、議案第45号、議案第46号をあわせてご説明を申し上げます。  初めに、議案書の108ページをお願いをいたします。議案第45号 十日町市住みよい環境づくり条例の一部を改正する条例制定についてでございます。条例要旨の57ページ、あわせまして新旧対照表は128ページをお願いをいたします。今回の一部改正は、平成29年度の組織再編によりまして環境エネルギー部が新設されることに伴うもので、条例中第30条に規定されております審議会の庶務を担当する部の名称を新設される環境エネルギー部に改正するものでございます。  附則については、条例の施行日を規定するものでございます。  続きまして、議案書109ページをお願いをいたします。議案第46号 十日町市当間高原リゾート環境監視委員会条例の一部を改正する条例制定についてでございます。条例要旨の58ページ、あわせまして新旧対照表は129ページをお願いをいたします。先ほどの議案第45号同様、平成29年度の組織再編により環境エネルギー部が新設されることに伴うもので、条例中第6条に規定をされております委員会の庶務を担当する部の名称を新設される環境エネルギー部に改正するものでございます。  附則につきましては、条例の施行日を規定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(川田一幸君)   2件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております議案第45号及び議案第46号は、厚生環境常任委員会に付託いたします。                       〇 △日程第41 議案第47号 平成28年度十日町市一般会計補正予算(第8号)       議案第48号 平成28年度十日町市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議案第49号 平成28年度十日町市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第3号)       議案第50号 平成28年度十日町市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)       議案第51号 平成28年度十日町市介護保険特別会計補正予算(第4号)       議案第52号 平成28年度十日町市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)       議案第53号 平成28年度十日町市下水道事業特別会計補正予算(第4号)       議案第54号 平成28年度十日町市松之山温泉配湯事業特別会計補正予算(第1号)       議案第55号 平成28年度十日町市水道事業会計補正予算(第4号) ○議長(川田一幸君)   日程第41 議案第47号 平成28年度十日町市一般会計補正予算から議案第55号 平成28年度十日町市水道事業会計補正予算までの9件の補正予算を一括して議題といたします。  提出者の説明を求めます。市長。 ◎市長(関口芳史君)   議案第47号 平成28年度十日町市一般会計補正予算(第8号)を議会に提案するに当たりまして、その概要についてご説明いたします。  補正予算の規模は6億9,688万6,000円の減額で、補正後の予算規模は397億3,719万8,000円となります。  それでは、主な補正予算の内容についてご説明をいたします。まず、継続費の補正でございます。公立保育園改築事業でございますが、西保育園改築工事にかかわる園庭整備の工事費などが不足することから、総額を4,848万6,000円増額し、当該工事を実施する平成29年度の年割額を同額増額いたしまして、総額を4億7,260万9,000円から5億2,109万5,000円に変更するものでございます。  次に、市民文化ホール・中央公民館建設事業でございますが、総額は変更せずに、最終年度を1年延長いたしまして、平成29年度での工事が確実な舞台のどんちょう整備の工事費を当該年度に組み替えるものでございます。  次に、歳入では、特別交付税で中条第二病院の運営支援につきまして、支援額と同額を特別交付税で計上しておりましたが、今年度から支援の実施主体が新潟県に変更となったことから、歳出と同額の2億85万4,000円を減額いたしました。  次に、国庫補助金のうち社会資本整備総合交付金は、今年度の補助対象事業費の減少に伴いまして、市民文化ホール、中央公民館整備の財源としておりました交付金を1億4,982万7,000円減額するものです。なお、代替財源として合併特例債をほぼ同額追加補正をいたしております。  財政調整基金繰入金は、当初予算で4億円を計上しておりましたが、財源が確保できたため取り崩す必要がなくなったことから、全額を減額いたしました。  合併特例事業債につきましては、社会資本整備総合交付金の減額に伴いまして、1億4,630万円を増額いたしました。  歳出では、総務費でとおかまち応援基金積立金を3月末までの歳入を見込みまして3,305万円を追加いたしました。  次に、民生費では、要援護世帯除排雪援助事業で当初予算見込みより雪処理券で247世帯、融雪屋根助成で125世帯分が不足する見込みであることから、1,227万6,000円を追加いたしました。  また、私立保育園運営事業におきまして、国の人事院勧告に基づきまして公定価格の改正があったことから、委託料を1,347万2,000円追加いたしました。  衛生費では、中条第二病院運営費補助金で特別交付税の補正と同様の理由によりまして2億85万4,000円を減額いたしました。  また、公的病院運営費補助事業は、中条第二病院への特別交付税を財源とした市の支援ができなくなりましたことから、平成23年度から27年度の5カ年の欠損金の平均額に対しまして、新潟県とともに当市と津南町で協調補助することとなったことから、1,338万3,000円を追加したものでございます。  医療福祉総合センター整備事業では、十日町市医療福祉総合センターの整備に向けまして、検察庁用地を早期に取得し、駐車場の整備を先行実施する必要があることから、2,318万3,000円を追加をいたしたものであります。  以上、補正予算上程に当たりまして、その概要をご説明させていただきましたが、引き続き補正予算の内容につきましては財政課長に説明いたさせますので、ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。私からは以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   財政課長。 ◎財政課長(柳久君)   それでは、私のほうから議案第47号 平成28年度一般会計補正予算(第8号)につきまして補足のご説明を申し上げます。  別冊の補正予算書23ページをお願いいたします。第3表、地方債の補正でございます。総額を2億190万円追加し、限度額を57億410万円とするものでございますが、詳細は歳入で説明させていただきます。  少し飛びまして、34、35ページをお願いいたします。14款国庫支出金、2項1目総務費国庫補助金、説明欄、地方創生拠点整備交付金は、301万4,000円の減額でございます。2月3日に決定いたしました当該交付金でありますけれども、キャンパス白倉と東川美術館の整備に対する交付金は満額でありますけども、大厳寺高原の希望館に係る改修の交付金、これを申請額どおりに、予算と少し変わった額で申請し、その額が通ったことから、補正予算額との差額の部分を減額いたしたものでございます。  42、43ページをお願いいたします。18款繰入金、1項基金繰入金ですが、次のページをお願いいたします。上の囲みですが、15目減債基金繰入金ですが、留保しておりました一般財源と組み替えるために1億9,410万円を減額するものでございます。  46、47ページをお願いいたします。下の囲みの20款諸収入、5項2目雑入、1節総務雑入の説明欄2行目、十日町市土地開発公社残余財産受入金は、7,816万1,000円の補正でございます。10月31日の土地開発公社の解散に伴って清算した残余の財産を受け入れるものでございます。  48、49ページをお願いいたします。21款市債、1項11目過疎対策事業債は、1億5,280万円の補正でございます。過疎対策事業債のソフト分で、一定の計算式によりソフト分の限度額が総務省から提示されますが、限度額2億2,500万円の2倍まで借り入れすることができることから申請したところ、約75%の1億6,790万円の起債の同意があったことから、ハード事業の減額分が1,510万円ありますが、それとあわせまして補正をしたものでございます。なお、さまざまなソフト事業に充当していることから、各事業を補正しているところでございます。  50、51ページをお願いいたします。15目一般補助施設等整備事業債、3目商工観光債は、300万の減額でございます。松之山大厳寺高原の希望館に係る交付金の減額と同様にほぼ同額を減額するものでございます。  52、53ページをお願いいたします。3の歳出をご説明いたします。2款総務費でございますが、1項1目一般管理費、説明欄005の05職員人件費のうち退職手当は、5,096万8,000円の追加でございます。定年退職以外の職員の退職手当分を計上したところでございます。  次に、015の09本庁舎・車庫管理事業は302万4,000円の追加でございます。環境エネルギー部の新設によりまして、3階の旧教育長室と建設部を一体使用するための工事費を計上したものでございます。  54、55ページをお願いいたします。次の3目企画費、説明欄006の05NPO活動支援交付金は、563万6,000円の追加でございます。NPOへの寄附金から5%の事務費を控除した残額をとおかまち応援基金繰入金を全額財源として計上するものでございます。  1つ飛んで040の93定住促進助成事業は240万円の追加です。定住支援分が6件、住宅支援分が2件、これが不足することから計上したものでございます。  次に、045の35生活交通確保対策補助事業は、303万2,000円の補正でございます。各バス事業者が運行いたします路線バスの運行経費に係る補助金が不足することから計上したものでございます。  次に、055の05とおかまち応援寄附金募集経費は、180万8,000円の追加でございます。100万円以上の寄附者が増加して不足することから追加させていただきました。  56、57ページをお願いいたします。6目の財産管理費ですが、説明欄005の25電子入札システム管理経費は、100万9,000円の追加でございます。県と9つの市町村で共同調達しております電子入札システムのセキュリティー強化のための負担金の計上でございます。  58、59ページをお願いいたします。9目地域振興費、説明欄055の10地域自治組織活動支援交付金は、263万6,000円の追加でございます。地域自治組織への交付金から5%の事務費を控除した残額をとおかまち応援基金繰入金を全額財源といたしまして計上するものでございます。  64、65ページをお願いいたします。3款の民生費でございます。1項2目老人福祉費、説明欄055の10利用者負担額軽減制度事業は、100万円の追加でございます。手続が簡素化されたことから申請者が増加したために、不足分を追加したものでございます。  66、67ページをお願いいたします。2項1目児童福祉総務費、説明欄一番下の060の35放課後児童クラブ環境改善整備推進事業は、127万3,000円の追加でございます。市内10カ所の小学校等の放課後児童クラブで事務用の専用パソコンとプリンターが現在配置されていないことから、4分の3の国庫補助金を財源として計上しました。  76、77ページをお願いいたします。6款農林水産業費でございます。1項3目農業振興費、説明欄005の58担い手農業経営支援事業は、326万5,000円の追加でございます。農地を集積した担い手農家に対しまして1反歩当たり6,000円を交付するものですが、申請者が増加したことから、不足分を計上したものでございます。  78、79ページをお願いいたします。9目の農地整備費、次のページをお願いしますが、上段の説明欄010の05県営中山間地域総合整備事業は、214万円の追加でございます。六箇地区で進めておりますほ場整備の事業費の増加による計上でございます。  82、83ページをお願いいたします。7款の商工費でございます。1項3目観光費、説明欄005の15中里地域一般経費は、183万6,000円の追加でございます。ミオンなかさとの屋根が雪の影響で損傷したことから、その修繕料の財源を全額災害共済金を財源として計上したものでございます。  84、85ページをお願いいたします。上の囲みの一番下、033の35ふるさと会館施設整備事業は、310万1,000円の追加でございます。国道沿いにふるさと会館の看板がないため、入り口がわかりづらいとの苦情があることから、看板の設置工事費を計上いたしました。  86、87ページをお願いいたします。9目大地の芸術祭推進費、説明欄020の13キナーレ修繕事業は、153万円の追加でございます。回廊の照明の中に点灯していないものがあるため利用者に不便をおかけしていることから、器具の生産が終了している通常の照明からLEDの照明に取りかえる工事費を計上したものでございます。  次の50大地の芸術祭廃校舎・空家再活用事業は、68万4,000円の補正でございます。清津倉庫美術館の改修で空調をFF式から全てエアコンに取りかえるために、不用となった地下のオイルタンクを早期に撤去するよう消防から指導されていることから、その工事費を計上したものでございます。  88、89ページをお願いいたします。8款土木費でございます。2項3目道路新設改良費、説明欄の015の道路整備事業は、5,410万円の減額でございます。社会資本整備総合交付金等の内示額の減額を受けまして事業費を減額したほか、事業費の組み替えなどでございます。  少し飛びまして、94、95ページをお願いいたします。5項1目住宅管理費、説明欄015の05県営住宅管理経費は、100万5,000円の補正でございます。新座の県営住宅を現在県で改修しておりますが、入居者の夏季の環境対策を考慮いたしまして、網戸を市で設置する経費でございます。  96、97ページをお願いいたします。9款消防費でございます。1項3目防災費、説明欄005の16被災者生活再建支援システム整備事業は、401万円の補正でございます。県と県内の24市町村が共同調達を行い、災害時に罹災証明書を時間をかけずに発行できるなど、災害時に対応したシステム導入に係る負担金を計上したものでございます。  100、101ページをお願いいたします。10款の教育費でございます。2項4目学校教育振興費、説明欄005の05要・準要保護児童就学援助事業は、102万3,000円の追加でございます。当初は258人を見込んでおりましたが、14人の増となることから補正したものでございます。  次の030の05特別支援教育就学奨励事業は37万円の追加でございますが、これも当初74人を見込んでおりましたが、9人の増ということで補正をさせてもらいました。  102、103ページをお願いいたします。3項4目学校教育振興費、説明欄005の05要・準要保護生徒就学援助事業は、86万円の追加でございます。これも当初は179人見込んでおりましたが、13人の増ということで補正したものでございます。  104、105ページをお願いいたします。5項5目情報館費、説明欄030の05資料購入経費は、30万円の追加でございます。情報館の図書購入のための寄附があったことから、寄附金を財源として補正をしたものでございます。  106、107ページをお願いいたします。6項4目学校教育給食費、説明欄010の05要・準要保護児童生徒援助事業は、70万8,000円の追加でございます。当初は437人を見込んでおりましたが、27人の増ということで補正したものでございます。  以上で一般会計の補足説明を終わりまして、115ページをお願いいたします。議案第48号 平成28年度十日町市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ886万9,000円減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ69億2,540万3,000円とするものでございます。  124、125ページをお願いいたします。歳出でございますが、9款基金積立金、1項1目、説明欄005の05国民健康保険財政調整基金積立金は1万1,000円の追加でございますが、利子の増加を見込みまして同額を積み立てるものでございます。  その下の囲みの11款諸支出金、2項1目、説明欄005の05直診勘定繰出金は、直診勘定予算で人件費の減額補正があることから、同額の825万円を減額するものでございます。  127ページをお願いいたします。議案第49号 平成28年度十日町市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第3号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ2,279万9,000円減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ1億4,829万6,000円とするものでございます。  138、139ページをお願いいたします。歳出でございますが、1款総務費、1項1目の説明欄005の20一般経費、休日救急診療費は、265万円の追加でございます。開設日数の増による補正でございます。  次の2款医業費、1項1目、説明欄は005で、次のページの説明欄の10医業費、休日救急診療所100万円の追加で、この事業も今ほどの説明と同じ理由によります追加でございます。  143ページをお願いいたします。議案第50号 平成28年度十日町市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ2万2,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ6億698万5,000円とするものでございます。補正の内容は人件費の補正のみでございますので、説明は省略させていただきます。  155ページをお願いいたします。議案第51号 平成28年度十日町市介護保険特別会計補正予算(第4号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ3,461万3,000円追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ70億3,110万円とするものでございます。  170、171ページをお願いいたします。歳出を説明いたします。2款保険給付費、1項4目、説明欄005の05高額医療合算介護サービス費は、399万円の追加でございます。介護保険と医療保険の両方で支払いをし、自己負担額が高額となった方が増加したため、追加するものでございます。  172、173ページをお願いいたします。下の囲みの4款基金積立金、1項1目、説明欄005の05介護給付費準備基金積立金は、4,093万7,000円の追加でございます。平成29年度が第6期計画の3年目となり、基金取り崩しの増が見込めることから、繰り越し見込み額の半分程度を積み立てるものでございます。  175ページをお願いいたします。議案第52号 平成28年度十日町市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ4万6,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ14億8,227万2,000円とするものでございます。この会計も人件費の補正のみでございますので、説明を省略させていただきます。  187ページをお願いいたします。議案第53号 平成28年度十日町市下水道事業特別会計補正予算(第4号)でございます。第1条では、予算の補正を歳入歳出それぞれ1億3,982万1,000円減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ34億4,846万円とするものでございます。  190ページをお願いいたします。第2表、継続費の補正でございます。十日町市下水処理センター改築事業費は、平成28年度に予定しておりました脱水機更新工事、それから受変電設備更新工事の国の交付金の内示額の減によりまして1億1,600万円減額するとともに、29年度はほぼ同額の1億1,550万円を増額し、総額を14億4,300万円から14億4,250万円に変更するものでございます。  次のページですが、第3表、地方債の補正でございます。十日町市下水処理センター改築事業費の減によりまして、下水道事業債と過疎対策事業債をそれぞれ2,610万円減額するとともに、限度額を7億7,050万円から7億1,830万円に変更するものでございます。  200、201ページをお願いいたします。歳出でございますが、2款下水道事業費、1項3目説明欄005の05十日町市下水処理センター改築事業費は、継続費の補正で説明した理由によりまして1億3,800万円の減額でございます。  207ページをお願いいたします。議案第54号 平成28年度十日町市松之山温泉配湯事業特別会計補正予算(第1号)でございます。第1条では、予算の補正を歳入歳出それぞれ1,454万6,000円減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ2,065万4,000円とするものでございます。  210ページをお願いいたします。第2表、地方債の補正でございます。鷹の湯3号井の改修工事の財源として起債を発行することと予定しておりましたが、工事費が少額となったことから、全額基金繰入金で賄えることとなったために、全額減とするものでございます。  216、217ページをお願いいたします。歳出でございますが、1款総務費、1項2目、説明欄005の05基金積立金は1,000円の追加でございますが、利子の増加を見込みまして、同額を積み立てるものでございます。  次の2款業務費、1項1目、説明欄010の05温泉施設改修費は、鷹の湯3号井の改修工事に伴います実績によりまして1,454万7,000円を減額するものでございます。  私のほうからの補足の説明は以上でございます。ご審議いただきまして、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川田一幸君)   上下水道局長。 ◎上下水道局長(福島一典君)   議案第55号 平成28年度十日町市水道事業会計補正予算(第4号)につきましてご説明を申し上げます。  補正予算書の219ページをごらんください。第2条、第3条及び第4条の補正予定額欄に記載された金額の補正をお願いするものでございます。内容につきましては、実施計画で説明をさせていただきます。  222ページ、223ページをごらんください。収益的収入及び支出のうち支出でございますが、人件費の補正のほか、1款1項6目減価償却費は十日町市浄水場の建物、附属設備及び車両運搬具等の減価償却を188万4,000円追加するものでございます。  なお、資本的収入及び支出は人件費の補正のみでございますので、説明を省略させていただきます。  説明は以上でございます。ご審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川田一幸君)   質疑は休憩後に願います。  暫時休憩いたします。              午後 2時03分    休  憩                       〇                                     午後 2時13分    開  議 ○議長(川田一幸君)   休憩前に引き続いて会議を開きます。                                                会議時間の延長 ○議長(川田一幸君)   この際、お諮りいたします。  本日の会議時間については、本日の日程が終了するまでこれを延長いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(川田一幸君)   ご異議ないものと認めます。  よって、本日の日程が終了するまで会議時間は延長することに決しました。 ○議長(川田一幸君)   それでは、9件に対する質疑を許します。村山邦一君。 ◆23番(村山邦一君)   それでは、簡潔にしたいと思っていますが、3件だけお願いをしてお聞きをしたいと思っています。  まず、1点目でございますが、歳入ですが、33ページ、13款使用料及び手数料の関係ですが、商工使用料、これ市民交流センターの使用料が20万円、その下の活動センターが46万7,000円、駐車場の使用料が29万1,000円でございますが、もちろん減額しなけりゃいけないということはわかりますけど、当初予算から見ると、それこそ交流センターは当初予算からするとマイナス54%になるんです。十じろうの活動センターのほうは82.4%のマイナスだと思います。駐車場についてはマイナス64.7%になるかと思うんですが、こういう状態で、2月9日の産建の委員会では今までの6月から7月の入って、お客さんといいますか、利用した状況については報告あったんですけど、その後1、2ありますけど、こういうことで当初から見て、オープンしたのが遅かったからだとか、いろいろ理由はあるかと思うんですが、分じろうの場合にはその報告によりますと2万3,125人、十じろうは1万3,295人ということになっているんですが、大体今の減額の額はこれに沿ったマイナスのことかなと思っているんですが、その辺の中身的なものを教えていただきたいんですが、歳出でもまちなかステージの管理運営で195万3,000円ありますよね。これは主に光熱費や燃料費が130万以上超えているわけですので、この辺の当初の予定とあわせて現状についてどのように認識されているのかお聞きをしたいと、こう思っています。  それから、2点目でございますが、2点目は79ページ、農林水産業ですが、農地開発整備、これ015の多面的機能の関係ですが、減額で4,173万2,000円。当初予算は2億6,901万5,000円だったんですが、大分、4,000万以上減額ということで、中身も私は大体わかりますけど、事業が縮小したということだかと思うんですが、歳入の県の補正額が3,150万3,000円なんですよね。それ減額なんですよね。それらを合わせてどうも1,000万ぐらい違っていますので、その辺の内容も含めてどのような実態になっているのか教えていただければと思っています。  それから、3点目でございますが、91ページ、克雪対策費で冬期孤立集落の保安要員制度の関係でございます。これは63万2,000円の報酬の減額ということになっていますので、ということは28年度の保安要員が当初から予定されていたのは減額になったのか。何よりも県の来ている補助金がやっぱり見つからないんです。ですから、そういうことになるとどういう収支で、今のところ最終的な締めくくりじゃないと思いますけど、要員が減ったのかどうか、その辺の体制がどうなっているのかお聞きをしたいんですが。以上です。 ○議長(川田一幸君)   都市計画課長。 ◎都市計画課長(藤巻裕君)   ただいまの質問で補正予算書33ページの商工使用料の件についてお答えいたします。  市民交流センター使用料及び市民活動センター使用料、駐車場使用料の減額ですけども、当初は想定で使用料を見込んでおりました。その結果、利用者数はかなり多いわけなんですけども、そのほとんどの方が市民活動団体、100%減免の方が使っているというのがかなり多くあったということで、交流センター、活動センターの使用料については想定していた使用料より少なかったため減額させていただくものです。駐車場使用料については、駐車場はオープンを当初平成28年12月に予定していたわけですけども、その後入札が決まったりして、国土交通省の駐車場のタイプを認定していただくのに不測の日数がかかるため、完成が29年の11月末ということになったため、駐車場使用料は減額ということにさせていただいております。  続きまして、補正予算書83ページになります。説明欄の上段、025中心市街地活性化推進費、33のまちなかステージ管理運営経費の195万3,000円の減額でございます。この中の11燃料費については、駐車場の融雪装置の燃料費を見込んでおりましたので、その分を減額させていただきます。光熱費については、実態に合わせて減額になっていると。当初は想定で光熱費を見込んでおりましたが、実際はそれほどかからなかったということです。同じく手数料、昇降機の定期検査委託料につきましても想定で見込んでおいたものが実際の契約によって減額になったというものでございます。以上です。 ○議長(川田一幸君)   農林課長。 ◎農林課長(庭野和浩君)   2つ目の質問でございます。79ページになりますが、多面的機能支払事業の中の4,200万5,000円ということでございます。議員のおっしゃるとおりでございまして、歳入のほうも3,100万ほど減額ということになっておりますが、この中身としましては3つの取り組みが多面的の中ではあるんですけれども、資源向上の中の長寿命化の取り組みのほうが国のほうからの配分予算といいますか、それが当初うちのほうは100%で当然考えているわけですが、予算の都合もありまして72%の配分にとどまってしまったということで、その差額が3,100万ほどになるということでございます。また、もう1,000万ほどあるわけなんですけれども、それにつきましては同じく長寿命化の中の取り組み面積がやはり減になりまして、理由としましては、当初何とか取り組んでいただきたいということで集落のほうに、協定のほうに入っていくわけですけれども、さまざまな理由がありまして、離農でありますとか、さまざまな理由の中で最終的に取り組み面積のほうがそこまで至らなかったということで、合わせて4,200万ほどの減額になったということでございます。 ○議長(川田一幸君)   建設課長。 ◎建設課長(齋木修君)   それでは、3点目の予算書でいうと91ページ、8、2、4ですか、克雪対策費の010の05冬期集落保安要員設置事業の減額でございますけども、当初予算では15人ほどの要員ということで見込んでおりましたけれども、実績は例年どおり14人ということになったもんですから、1人分の報酬につきまして減額をさせていただくというところでございます。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   村山邦一君。 ◆23番(村山邦一君)   1番目のまちなかステージの関係でございますが、減免が100%の減免の方が大変多かったということが大きな原因だったかと思います。駐車場はわかりましたが、そういうことになりますと、2月の9日の委員会で報告があった、さっきちょっと申し上げたよね。分じろうは2万3,000、それから十じろうは1万3,000超えているんですが、この中の比率というのは、じゃ人数は多いんだけど、100%の減免の方が利用者が多かったと、こういうことですけど、そういう中で大まかにどのような比率でなっているのか。当初の目的からいうといろいろな制度があって、やっぱりまちなかステージですので、大いに利用していただいて、それこそ活性化に結びつける大きな目的もあったわけでございますので、その辺新年度では何か間仕切りをというようなことで予算化されているようでございますけれども、それに結びつけるには私だからこそこの補正で聞かせていただいているわけですが、その辺の中身的には、もう一回お聞きしたいんですが、どのような比率なのか。  それから、多面的機能の場合には今課長から話があった長寿命化の取り組み、交付金72%で国が制限して制度的に認められなかったんですか。地域の皆さんが取り組もうとやったんだけど、取り組まれなかったというのは、それは国の制度からして余りよくないというようなことで減ったのか、72%という交付金がお話ありましたけど、その辺の事情もう少し詳しくお聞きをしたいんですけれども、事業そのものは私も承知しているつもりなんで、減った中の長寿命化の全体として事業が減ったのか、地域の皆さんは取り組んだんだけど、その中身が、言葉悪いですけど、合致しないと、こういうことになっていたのか、どうでしょうか。 ○議長(川田一幸君)   都市計画課長。 ◎都市計画課長(藤巻裕君)   1つ目ですけども、細かい内訳というとあれなんですけども、分じろう、十じろうの利用団体の登録状況というのがございますけども、全部で今のとこ登録されている団体は85あります。そのうち100%減免に該当している団体が74あります。残りの11が正規の使用料をいただいているというような状況で、約9割方が100%減免の利用者という状況になっております。  あと、分じろうと十じろうの減額になった比率ですけども、特に十じろうのほうについては正規の利用料をいただいているのはギャラリーの部分のみになっています。同じように市民活動団体の方がギャラリーを利用される場合は100%減免になっているわけなので、先ほど言った約1割ぐらいの方がギャラリー使用しているかどうかというのは、それはまた別なんですけども、ほとんどの方が100%減免を受けた方が利用しているということで、市民活動センター十じろうについては当初見込んだ使用料に比べてかなり収入が少なかったというような状況でございます。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   農林課長。 ◎農林課長(庭野和浩君)   先ほどの説明のとおりなんですが、72%というさっき率を申し上げたと思うんですが、それにつきましては取り組んだんですけれども、たまたま国の交付のほうが72%分しか来なかったということでございますので、その部分については地元さんのほうは取り組みが行われたけれども、交付のほうがされなかったということでございます。 ○議長(川田一幸君)   村山邦一君。 ◆23番(村山邦一君)   多面的機能のほうはじゃ要望になりますけど、やっぱり地域である程度計画を立てて集落ぐるみでそれこそ多面的機能の長寿命化もそうですけども、やはり多面的機能そのものの事業が集落ぐるみという、農家の方が中心になるんですけど、農家でない方も参加をしてやっていくという非常に私はいい事業だなと思っているもんですから、より充実していくような方向づけを行政の皆さんと地域の皆さんとの話し合いの中で、国の制度に認められないということになればそれは仕方のないこともあるかと思うんですが、ぜひまた皆さん方からも国に当てはまるような形でこういうのはいかがですかというようなことを機会があるかと思うんですけども、内容的な充実のためにご尽力を要望したいと思っているんですが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(川田一幸君)   農林課長。 ◎農林課長(庭野和浩君)   市としましても引き続き県を通す中で国に100%交付という形で要望を上げていくわけでございますが、ただ私の説明がちょっと至らなかったかもしれないんですが、事業として認められないから、72%ではないということはご理解をいただきたいというふうに思います。なるべく100%交付になるような形で引き続き市としましてもまた要望を上げていきたいというふうに思っております。 ○議長(川田一幸君)   安保寿隆君。 ◆14番(安保寿隆君)   3点お願いしますが、1つは73ページの予防費の中で予防接種委託料が2,640万円ほど多額の減額になっているもんですから、この理由をひとつ聞かせてください。  次に、85ページの下から3行目の企業設置奨励事業の中の事業用地取得費助成金が2,250万円ほど減額になっております。これは、取得費用、当初の予定より取得面積、用地等どんな状況だったのか聞かせてください。  それから、99ページの真ん中あたりに奨学金貸付事業というのがありまして、これが1,503万5,000円ほど減額になっています。これも今奨学金についてはいろいろ取り沙汰されているところでありますので、どうしてこのように少なくなったのか聞かせてください。 ○議長(川田一幸君)   健康づくり推進課長。 ◎健康づくり推進課長(長谷川義明君)   それでは、73ページの4、1、3の006の05でございますが、予防接種事業がマイナス2,640万円、この理由でございますが、一番大きな減額につきましては、子宮頸がんの予防接種を国は現在推奨しておらず、当初国がいつ推奨するかわからないということで当初予算を見込んでいたわけですけれども、いまだに推奨がなされていないということで、これが約1,900万円の減額でございます。その他につきましては、実数の調整を行いまして減額を行った結果、2,640万という減額幅になってございます。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   産業政策課長。 ◎産業政策課長(渡辺正彦君)   2点目のご質問でございますが、この事業用地取得費につきましては、事業用地の3割分を3,000万上限で補助する制度でございます。こちらの減額分につきましては、今下島で建築をされておりますきものブレインさんの分でございますが、ブレインさんの企業設置奨励の申請が28年10月1日という申請日になりました。その事業結果を確認するのが半年後の、来年度の4月1日ということになりますので、交付の年度が1年ずれたということでご理解をいただければと思います。以上です。 ○議長(川田一幸君)   教育総務課長。 ◎教育総務課長(長谷川芳子君)   では、補正予算書99ページ、奨学金の貸付金の減額についてでございます。特に条件等につきましては変更ない要項で募集はしているんですけども、たまたま希望が少なかったということで、奨学金の学校等の希望につきましては、26年度、27年度は20人台、29人、23人という推移だったんですけども、28年度は19人、大学についてはそういう形で人数が減っております。修学一時金の申し込みにつきましては、26、27は30人、18人だったんですけども、28年度は13人ということで、実績の人数の減が原因であります。基準等は変わっておりませんので、どういう形で申し込みが少なかったかというのは、実際には日本学生機構のほうの採用がされたとか、あと一般の奨学金の金利も最近下がっておりますので、そちらのほうの申し込みに行ったのか、そういう大もとの原因についてはこちらのほうでは少し把握ができない状況であります。以上です。 ○議長(川田一幸君)   安保寿隆君。 ◆14番(安保寿隆君)   奨学金の問題については、最近テレビ報道等でニュースで出されていまして、例えば借りても返せないというか、何年も稼ぎながら返していくとか、いろいろなものがあって、貸与型から給付型に自治体の中でも検討されてきているという経過があると思うんです。その辺の反映もあるのかなと。やはりほとんどの今子供さんは大学というところへ行きたいという希望、専門学校もありますが、持っているわけでありまして、この辺は給付型の方向も検討しなきゃならないんじゃないかなというふうに思っているわけですけども、市長の見解いかがでしょうか。 ○議長(川田一幸君)   市長。 ◎市長(関口芳史君)   経済的な状況で将来のチャンスを諦めなきゃいけないということは、やはりこれはできるだけ避けていかなきゃならないというふうには思います。そういう中で今給付型の奨学金ということで、新年度からだと思いますけども、国もそういった制度設計をされるというふうに思います。そうしたものをしっかりまた勉強する中で、給付型ということになりますとかなりまたハードルも上がる部分もあるんじゃないかと思うんですけども、学業成績とかそうした面。その辺の兼ね合いがどのようになるのかしっかり勉強させていただいて、この可能性について検討してまいりたいと思います。 ○議長(川田一幸君)   小野嶋哲雄君。 ◆24番(小野嶋哲雄君)   3点、4点、ごく軽微なことですが、伺います。  73ページの先ほどの予防接種委託料の減額じゃなくて、その上の健康診断の項目は全額三角ついているわけですが、これはどういう原因でこういうふうになっていくかというのは、例えば過去の実績を見て人数を把握して、それに検診料を掛けて予算を組むわけでしょうけども、これが例えば負担金があってこうなるのかみたいのも含めてですが、予算を組むときと実際の減額補正するときまでの内容の経緯について、どういうことでこういうことが起きるのかというのを教えていただければありがたいです。  それから、その下の再生可能エネルギーの活用補助事業も同じですが、560万、970万というような減額になっていますが、これはなぜこういうふうな大きな減額が起きるのかという要因、これは世の中の景況が悪くてこういうものを補助金をもらっても何かをしようという人がいないのか、原因についてどういうふうに捉えていられるか伺いたいと思います。  それから、同じようなことですが、農業振興費と農地開発整備費で同じようにずっと減額補正がされているわけですが、ここもそうですけども、減額が悪いとかいいとかじゃなくて、なぜこういう減額がずっと多く起きるのかというのについて見解を伺いたいんですが、私は景況が悪くて自己負担が大きくて取り組まなくなっているのかなと思って、それが非常に気になるもんですから、ここについての皆さんの行政のほうの見解を伺いたいと思います。これ例えば79ページの010の真ん中ですが、05の生産基盤整備事業で金額は45万7,000円の減額ですけども、中里支所でなっていますが、こういうのも生産基盤を整備するときに、50万上限で例えば市単補助事業を組んで募集するわけですよね。それで、例えば実際には申込者がいっぱいあったから、補助金を件数で割って上限設定を減額補正するときはするんですが、私は景況のことを考えれば増額をしても、例えば50万で市単事業を組んだとしたら、必ず50%補助出してやるようなことが考えられていないのか、ただ単に予算を節約すればいいという発想で減額補正が組まれているのかというのが非常に気になって今回の質問をしています。これは今回の一般質問にも影響しているんですが、地域内でどうやって地域を活性化しようという考え方が行政の中にあるのかないのかというのが、イベントをやって悪いとか、節約をして悪いとか、そういうことじゃないんですが、どうやったら少ない金を効果的に市民に配布をして活性化しようかというようなことが行政の中で考えられているのか、その辺について伺いたいと思います。 ○議長(川田一幸君)   市民生活課長。 ◎市民生活課長(田口秀樹君)   それでは、73ページの検診の関係でございます。上段の部分でございますが、マイナスが多いというご指摘でございます。この予算につきましては、議員のおっしゃるとおり過去の実績によりまして不足のないように予算を組んでおりますが、年度末になりまして実績が出ましたので、減額をするということでございます。検診の受診者につきましては、その年によって増減がございます。ただ、やはり人口が徐々に減っておりますので、全体的には減少傾向が見られております。  それから、負担金があるかないかで受診率が変わるのかどうかということにつきましては、詳細については検討しておりませんけれども、負担金がなければ受けやすいものだとは思っております。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(村山一男君)   同じく73ページの再生可能エネルギーの関係でございますが、49番のとこの560万の減額でございますけれども、これは国の地方創生推進交付金に事業が変わったことによる単費部分、市の持ち出し部分の総額の減額となります。  それと、その下の50番、再生可能エネルギー活用促進補助金でありますけれども、この事業につきましてはペレットストーブへの補助あるいは太陽光発電への補助、地中熱の補助であります。当初予算では想定した中で組むわけでございますけれども、原因として石油価格の下落あるいは低迷ということの中でのペレットへの切りかえといいましょうか、そういうものが進まなかったものかなというふうに考えているところでございますけれども、正確な原因等は不明でございます。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   農林課長。 ◎農林課長(庭野和浩君)   3つ目のご質問でございます。農業費関係、ページでいいますと77ページ、79ページ等になるわけなんですけれども、さまざまな事業がある中でなんですが、この事業の中で県営とか県単とか、そういうふうな事業名についている事業等につきましては、特に品物を買ったり、農業関係の中で設備に投資をするという形で、そういう場合は請け差等が発生をしてくる可能性も出てきます。当然その請け差が出てきたときには、市あるいは県から助成される事業費もその分だけ落ちるというような形で減額というのも出てきますし、77ページ等ですか、農業者に支援をするという部分の中では、さまざまな事業があるわけなんですけれども、その中である程度の基準を設ける中で意欲のある方々に助成をしていくということなんですけれども、ことしに限って言うと、予算よりも少ない人の手挙げであったり、事業量であったりというようなことで減額が発生をするというふうなことでご理解いただければと思います。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   小野嶋哲雄君。 ◆24番(小野嶋哲雄君)   今のじゃ農林のほうからいきますが、国の考え方は大規模化しようという国は考えている。農政についてはコスト削減のために大規模化するわけですが、それができない地域、特に十日町市の山間地においてはそれができないわけですが、そこでどうやって農業振興をやって地域を活性化するかということは、ここで例えばたまたま私去年地域の中で農道を切ってくれみたいなこと言って市単事業を申し込んだんですが、上限50万で募集されていて、実際には来たのは10万ですよね。それは申込者が多かったんだろうと思いますけども、補填は違うとこで補填をしてもらっていますが、もしそういうことがほかで起きているとしたら、補填できないようなことが起きているとしたら非常に問題があるのかなと思って、50%補助でやろうと思って始まって、スタートして申込者があったら、ちゃんとした50%まで確保するようなプラスの補正を組むべきだと私は思うわけです。減額でそれを人数がいっぱいあったから、割り返して平均に下げていくという考え方では私非常に十日町地域の農政にとってはまずいのかなと思っていますが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(川田一幸君)   農林課長。 ◎農林課長(庭野和浩君)   今ほどの内容は市単のほうの事業かなというふうに考えるわけなんですけれども、確かに制度上は50%上限というふうな言い方をしているところはあるわけなんですけれども、市としましてもそういった形で取り組まれる、あるいは整備をしていこうというような考え方が中山間地域でも当然あるわけなので、そのご要望にお応えできるように市のほうも努力をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(川田一幸君)   小野嶋哲雄君。 ◆24番(小野嶋哲雄君)   ぜひともプラスの補正が組めるような物の考え方で地域の活性化をぜひ仕掛けてもらいたいと思いますし、皆さんがどういうふうに考えるかによって、市長がトップでいられますが、市長の考えももちろんあるんでしょうけども、物を計画する部課長さんのとこの考え方が非常に大きく影響するんだろうと思います。そこの考え方が地域を本当に活性化するにはどうすればいいか、今のプレミアム商品券もその結果ですが、ああいうものだけで私は物が地域の力にはなっていかないと思うわけですので、本当の地域の底力をつけるには行政の皆さんの考え方が、じゃ農家の人がいろいろなこと言っているけど、仕事を興してやるにはどうすればいいかというようなことを考えてほしいなと思います。  それから、もう一つさっき質問するのを忘れたんですが、がん検診については理由はわかっているんですが、当初の予算計上するときの問題ですけども、負担金みたいなものがあって減額、人数が減っていくみたいなことがあるかないかというのは調査をしたことがあるか、今後また調査をするようなことが考えられているか伺います。  それから、戻って65ページなんですが、これ同じようなことで緊急通報装置のシステム業務委託料が100万円減額になっているわけですが、どうしてこういうことが、これは過去のデータで、3年間とかのデータで何人ぐらいの人を通報装置の設置をしようとかということを考えるわけでしょうけども、これが例えば亡くなってこのシステムが必要なくなったのか、原因がいろいろあると思うんですが、こういうものについて原因をどういうふうに捉えているかというのを伺いたいと思います。 ○議長(川田一幸君)   健康づくり推進課長。 ◎健康づくり推進課長(長谷川義明君)   それでは、検診の負担金についてでございます。先ほどもちょっとお話をしたと思っておるんですが、負担金につきましてはその額によって受診が影響するというのをとりあえず検討といいますか、検証はしておらないわけでございますが、今後検討あるいは調査する予定があるかというお話だったもんですから、現在のところそのような予定は持っておりません。今後につきましては、近隣他市の状況なども確認させていただきながら、必要に応じてまたそのような取り組みも考えたいと思っております。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   福祉課長。 ◎福祉課長(古澤幸男君)   65ページの緊急通報装置の減額についてでございますが、緊急通報装置は、ご存じと思いますけれども、ひとり暮らし等要件に該当する方がその方の見守りのためにつけていただく装置なので、ぜひ必要な方にはつけていただきたいと思いまして予算を確保しているわけですけれども、毎年大体30台ぐらいきっと新規の方いらっしゃるかと思うんですが、主にケアマネさん等がその方の状況を見る中で、ぜひ必要だという方には勧めていただいて設置していますが、協力者の方の確保とか、そういうこともあるんですけれども、一応毎年新規に設置していただいている方はいらっしゃるんですけども、現実にはそれ以上に実は亡くなる方とか、施設に入られるということで必要なくなって撤去する方がいらっしゃるもんですから、今回減額という形になっています。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   涌井充君。 ◆20番(涌井充君)   1点お願いいたします。  71ページの医療福祉総合センターの件ですけれども、参考資料もいただいていますし、太田議員が一般質問を出されていますので、この今補正に上がっています土地の取得について、2,300万ほど上がっておりますけれども、この検察庁の移転地というのは既に決定しているんでしょうか。わかったら教えていただきたいと思います。 ○議長(川田一幸君)   健康づくり推進課長。 ◎健康づくり推進課長(長谷川義明君)   検察庁の移転先というお問いでございますが、検察庁は、本町1丁目の国の合同庁舎がございます。税務署が入っていたり、法務局が入っていたりする建物の中に、4階だと聞いておりますが、そこに昨年の11月ごろ既に移転をしていると、そういうふうに伺っております。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   涌井充君。 ◆20番(涌井充君)   簡易裁判所も取得ということで29年度予算にも予算盛られていますけれども、いずれにしても簡易裁判所も当市の候補地として予定されているのか、あるいは今後どういうふうな形で駐車場がスケジュール的に確保できるのか、その辺、わかる範囲で結構ですので、教えていただきたいと思います。 ○議長(川田一幸君)   健康づくり推進課長。 ◎健康づくり推進課長(長谷川義明君)   それではまず、簡易裁判所がどちらにというお問いだと思いますが、駅西のほくほく線の駅から大通りがございまして、本町西線に向かう大きな道路がございますが、それとぶつかるちょっと手前の北側のほうに市有地がございます。そこに簡易裁判所のほうは移転をしていただきたいということで、現在国のほうで設計を行っておりまして、新年度から建設が始まるというふうに聞いております。  それから、駐車場の関係でございますが、裁判所につきましては、そこに建てた後引っ越していただかないと市のほうは取得できません。ですので、うちのほうは30年度から簡易裁判所の場所につきましては取得させていただいて工事が始まるというふうな形になります。検察庁のほうにつきましては、今回の補正予算で計上させていただいておりますけれども、できれば年度内中に取得をさせていただいて、新年度早々解体工事を行わせていただきまして、それから駐車場を整備をいたしまして、10月ごろにはそこを十日町病院の利用者の方に開放したいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   質疑は終結したものと認めます。  これより議案第47号 平成28年度十日町市一般会計補正予算についてを起立採決いたします。  本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(川田一幸君)   起立全員であります。  よって、議案第47号は可決されました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第48号から議案第55号までの平成28年度補正予算8件については、いずれも原案どおり可決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(川田一幸君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議案第48号から議案第55号までの平成28年度補正予算8件は可決されました。                       〇 △日程第42 議案第56号 平成29年度十日町市一般会計予算       議案第57号 平成29年度十日町市国民健康保険特別会計予算       議案第58号 平成29年度十日町市国民健康保険診療所特別会計予算       議案第59号 平成29年度十日町市後期高齢者医療特別会計予算       議案第60号 平成29年度十日町市介護保険特別会計予算       議案第61号 平成29年度十日町市簡易水道事業特別会計予算       議案第62号 平成29年度十日町市下水道事業特別会計予算       議案第63号 平成29年度十日町市松之山温泉配湯事業特別会計予算       議案第64号 平成29年度十日町市水道事業会計予算 ○議長(川田一幸君)   日程第42 議案第56号 平成29年度十日町市一般会計予算から議案第64号 平成29年度十日町市水道事業会計予算までの予算案9件を一括して議題といたします。  提出者の説明を求めます。市長。 ◎市長(関口芳史君)   平成29年十日町市議会第1回定例会におきまして、平成29年度予算案を提案するに当たっての私の施政方針と予算案の概要についてご説明いたします。  初めに、この冬は1月の節季市の初市まで雪がほとんど積もらず、2年連続の少雪かと大変心配したわけでありましたが、小正月に向けての寒波を経て、先月開催いたしました第68回十日町雪まつりは延べ26万5,000人もの方からご来場いただきまして、成功裏に終えることができました。  やはり十日町市はこの雪が最大のアイデンティティーであり、雪のおかげで十日町らしさが際立ちます。この地域特有の豪雪を重要な資源として大いに活用していく必要があると改めて実感したところでございます。今週末以降の数々の冬のイベントも大成功させるように市民の皆様とともに頑張る所存でございます。  さて、平成28年度は、私の2期目の任期の最終年度でございます。  昨年3月、平成37年度までの10年間の施政運営の羅針盤「第二次十日町市総合計画」を策定いたしまして、そこに私は「選ばれて住み継がれるまちとおかまち」を目指した4つの基本方針を掲げました。  これまでの2期8年を振り返りますと、就任当初から挑戦してきたことが、少しずつではありますが形となって、幾つかの光明も見えてきたものと感じております。  就任当時、十日町市にとって喫緊の2つの大きな課題がございました。それは信濃川の水の問題と十日町病院の問題であります。これらの課題につきましては、この8年間で一定の整理ができて、さらに当初は想像もできなかった夢のある事業が生まれてきたものと感じています。  信濃川につきましては、JR東日本と精力的に交渉を進め、試験放流を繰り返し行う中で、平成27年5月に新たな覚書を締結し、今後10年間の維持流量を決めさせていただきました。今の信濃川にはサケが再び戻り、8年前には考えられなかったラフティングなどの新たな産業や、また体験教育が始まりました。そして、宮中発電所での維持流量発電や、信濃川両岸の消雪用水への活用も期待されております。  十日町病院につきましても、建設場所や運営主体などいろいろな課題はございましたが、県立県営を堅持し、平成32年春の全面開院に合わせて市の中心市街地に県立十日町病院附属看護専門学校の開校に向けた準備が進められております。  十日町市に高等教育機関を、という市民の長年の願いが実現し、中心市街地の活性化や看護師不足解消の糸口となる大変夢のある事業が進んでいることを、とても幸せに感じております。  また、この8年間は、平成23年3月の長野県北部地震、7月の新潟・福島豪雨、平成26年・27年と2カ年続きの国道353号十二峠の土砂災害など、相次ぐ自然災害に見舞われてまいりました。  しかしながら、市民の皆様とともにこれら災害を克服し、松代・松之山地域も活力を取り戻し、昨年には田川・晒川災害復旧工事、羽根川災害復旧事業、国道353号十二峠土砂災害復旧工事がそれぞれ完工し、復興を遂げたことは、まことに感慨深いものがございます。  こうした災害を経験することで、市民の中に自助・共助・公助の理解が深く浸透し、現在の自主防災組織や消防団などの充実につながっているものと感じております。  市では、災害通報システムなどの防災対策をさらに充実させるとともに、自主防災組織や地域コミュニティの活動の支援を通じ、災害に強いまちづくりを全力で取り組んでまいります。  そして、この8年間は、合併特例期間の真っただ中でもございました。私たちはこのチャンスを最大限に生かし、さまざまなプロジェクトを完成させ、ひいては、未曽有の経済危機であったリーマンショックも乗り越えてまいりました。  例えば、全国に先駆けて開設した十日町小学校・ふれあいの丘支援学校・発達支援センターの複合施設「夢の学校」を初め、市民の暮らしを守る消防救急デジタル無線や高機能指令センターなどを配備した新消防庁舎、市民の生活を支えるごみ焼却場エコクリーンセンターなどが、極めて有利な財源を活用する中で完成いたしました。  中心市街地においては、中越大震災の爪跡の残った2つの建物が、民間活力によっていこてやアップルとおかまちに生まれ変わり、昨年4月には、まちなかステージの分じろうや十じろう、ことしの秋には市民文化ホールが完成する見込みであり、市内全ての小・中学校の耐震化や改修工事など、各地域でのインフラ整備も含めまして、多くの事業を積極的に取り組むことができました。合併した市町村のみに与えられたこの特権を最大限活用することで、30年から50年先を見据えた投資をほぼ完了できたものと感じております。  なお、この合併特例期間は、平成32年度をもって終了いたしますので、次の4年間で残されたプロジェクトをしっかりと完成させつつ、平常時にソフトランディングさせることを視野に入れた財政運営を進めてまいります。  ここ数年の日本の大きな話題といたしましては、何といっても2020年東京オリンピック・パラリンピックの決定であります。十日町市では、平成25年9月の開催決定後、直ちに国宝・火焔型土器の発信プロジェクトをスタートいたしました。  当時の下村文部科学大臣や遠藤五輪大臣、丸川五輪担当大臣への直接の要望活動を初め、同じ縄文土器を保有する火焔街道連携協議会や、縄文国宝を持つ自治体との連携を進める中で、縄文文化のストーリーが日本遺産に認定されるなど、大きな追い風を感じております。  そして、歴代最多のメダルラッシュで日本中が沸いたリオデジャネイロオリンピックでは、桜花レスリング道場で厳しい合宿をした女子レスリング選手が快進撃を見せ、私ども市民に大きな感動を与えてくれました。現地のジャパンハウスの文化庁ブースには、国宝・火焔型土器ナンバーワンのレプリカを展示し、大会終了後は、会場である複合文化施設シダージ・ダス・アルテスにレプリカを寄贈するなど、十日町市独自の取り組みも進めてまいりました。  この東京オリンピック・パラリンピックは、スポーツだけ、東京だけのイベントではありません。スポーツを初め、日本が誇るべき文化の発信や、地方都市としてのプレゼンスをさらに高めるチャンスであります。  十日町市には、縄文文化を象徴する国宝・火焔型土器を初め、女子レスリングチームとのご縁や、ホストタウンに認定されたクロアチア共和国との交流など、このチャンスを生かす資源がございます。また、十日町市民の中には、東京オリンピックや平昌冬季オリンピックに出場する可能性のある選手たちも多数います。  十日町市が大きく成長できるこのチャンスを逃すことなく、市民とともに歩みを加速させてまいります。  さて、8年前、私は十日町市に怒濤の人の流れをつくり出すと宣言をいたしました。  昨年7月に開催いたしましたデービッド・アトキンソンさんの講演会において、私はこのことを改めてやり遂げる決意をいたしました。  アトキンソンさんからは、国策としての新観光立国論に沿っていけば、富士山や善光寺などの強力な観光名所がなくても、この豪雪や里山の魅力、そして当地の歴史や文化を生かし、さらにしっかり丁寧に発信していくことで、十日町市でも観光産業をメーンにするまちづくりができるという力強い励ましをいただきました。これは、今後の十日町市のまちづくりにとって大きな自信につながるものであり、大変心強く感じております。  そして、昨年11月に、東京有楽町の日本外国特派員協会において、外国人記者の皆さんに対して日本一の豪雪地をテーマとしたきものや食文化のプレゼンテーションを行ったところ、多くの称賛の声をいただき、この方向性に間違いはないと確信をしたところでございます。  この怒濤の人の流れを地域経済の再活性化、ひいては、市民の所得向上に結びつけるべく、全力で当たる所存でございます。  一方で、この8年で大きく進化し、十日町市のプレゼンスを高めてくれたものが、大地の芸術祭と地域おこし協力隊の取り組みであります。  これまで積み重ねてきた実績から、いずれも国からも高い評価をいただきました。直近では、地域おこし協力隊は総務省のふるさとづくり大賞の総務大臣賞を受け、大地の芸術祭は農林水産省のディスカバー農山漁村の宝に選定され、首相官邸での表彰式では、安倍首相と直接お話しできる機会をいただきました。  この大地の芸術祭と地域おこし協力隊の取り組みは、地方創生のパイオニアとして全国から高い注目を集め、まさに十日町市がこれから進むべき方向を指し示してくれているものと感じております。  これまで2期8年を足早に振り返りましたが、真の地域活性化を進める上での最大の課題は、やはり人口減少にどう取り組むかであります。十日町市の人口減少に歯どめをかけ、人口増に持っていくことは並大抵のことではできません。  ことしは、明治150年に当たる年でございます。それまでは、江戸幕藩体制において、それぞれの藩で独自性のある国づくりが進められてきたわけでございますけれども、この150年間は中央集権の名のもと、人も物も金も中央へ中央へと流れ続け、日本をいびつな形にしてしまい、この大きな流れを絶対にとめなければなりません。  中央集権的な流れを地方に押し戻す、これが、これから私が進める大いなる目標でございます。  しかしながら、すぐに人を取り戻すことは、簡単なことではありません。まずは、十日町市を応援してくれる人の数を増加させる。また、里山で生み出されている森林や水のエネルギーももっと地域のために使うべきであります。そして、我々のつくり出す農産物やきものなどが生み出す付加価値を、もっと地域に還元していかなければなりません。  十日町市は小さな自治体ではありますが、地方が過小評価されている現実に対して戦略を持って対応することで、あるべき国の姿を回復する上での何がしかの貢献をしていきたいと考えております。そうした思いを込めて平成29年度予算をご提案させていただきました。  それでは、新年度予算の具体的な内容をご説明いたします。  初めに、一般会計の予算案でありますが、総額で350億円、前年比6.8%の減、25億5,600万円の減額でございます。これは、普通交付税の合併算定がえによる加算額の段階的縮減への対応、また市民文化ホールの建設工事が完了に向かうことによるものでございます。  一般会計と7つの特別会計を合わせた予算総額は、548億2,930万円で、前年比4.1%の減、23億6,300万円の減額でございます。  それでは、まちづくりの基本方針ごとに主な事業をご説明いたします。  初めに、基本方針の1、人にやさしいまちづくりであります。  まず、安心して子供を産み育てられるまちを目指し、妊娠・出産への支援として、9月1日から妊産婦医療費助成の入院時一部負担金を無料にして、より安心して妊娠、また出産ができる環境を整えてまいります。  また、子育てへの支援といたしましては、妊産婦と同様に、子ども医療費助成等の入院時の一部負担金も無料にいたします。なお、屋内施設をメーンとした児童遊園施設の建設事業にもいよいよ着手をいたします。平成29年度は実施設計を行いまして、30年・31年度の2カ年で建物工事を予定をしております。  保育・幼児教育の充実といたしましては、新たに慈光こども園さんが病後児保育を開設いたしますので、市内で3つ目の病児・病後児保育施設が誕生いたします。あわせて、十日町幼児園さんで土曜日の病後児保育を実施をいたします。また、新しい西保育園が完成し、9月の供用開始を予定しております。  次に、子供たちの教育環境の充実といたしまして、平成28年度末で小・中学校の耐震化率が100%になりますので、新たに南中学校と水沢中学校の柔剣道場のつり天井耐震改修工事を行ってまいります。なお、南中学校につきましては、給食調理場のランチルーム改修と新たな屋内運動場を整備いたします。  学校教育に関しまして、引き続き、英語教育の充実を図って、4月に開園いたします小中一貫校「まつのやま学園」では、独自の英語教育「E+タイム」を実施をいたします。  また、新しい不登校対策として、専任指導員を配置し、子供一人一人の適性や状態に見合った対応を実施してまいります。  次に、高齢者や障がいをお持ちの方などへのご支援といたしまして、屋根などの除雪費用の助成上限額を増額するとともに、在宅での介護でご苦労されている方々のために介護手当の支給月額も増額をいたします。また、障がい者を対象とするグループホームの開設に対する支援として、建物を整備して運営事業者に貸し付ける法人などを新たに補助対象者に加えてまいります。  続きまして、基本方針の2、活力ある元気なまちづくりでございます。  まず、怒濤の人の流れの創出をするために、インバウンド誘客の拡大といたしまして、豪雪・芸術祭・アウトドア・きもの・へぎそば、この5つをキラーコンテンツといたしまして、外国人観光誘客を力強く進めてまいります。一方で、大厳寺高原キャンプ場のグレードアップや清津峡渓谷トンネルのリニューアルを行ってまいります。  また、大地の芸術祭の里のブランド化を推進するために、季節ごとのアート・プログラムを継続し、平成30年度開催の第7回展に向けた準備も進めてまいります。  中心市街地活性化の取り組みとして、立体駐車場と市民文化ホールがオープンいたしますので、まちなかステージの新たなにぎわいを生み出す礎が整うことになります。市民の活躍を後押しするために、まちなか元気応援助成金で支援を行ってまいります。  次に、活力ある農林業への支援といたしましては、平成30年産から米の需給調整制度が大きく変わるため、売れる米づくりの先駆けとなる酒米振興に取り組んでまいります。また、新規就農者につきましては、田園回帰の流れや大地の芸術祭などをきっかけに着実にふえております。このため、上限100万円の新規就農者の就農準備や、国の支援を含めました150万円の支援を最大5年間実施してまいります。  次に、力強い産業と雇用を支援するため、企業の設備投資と雇用増加に対する固定資産税の課税免除や、大規模企業立地促進奨励金などの各種奨励措置によりまして、県内トップクラスの支援を幅広く行います。これにより増加する平成29年度の雇用者数は、現段階で74人を予定をしております。  また、中心市街地に人を呼び込む支援といたしましては、商店街の空き店舗改修などに取り組む団体を支援するモデル事業や、伝統産業の技術を伝える・見せる工房などの整備をご支援してまいります。  次に、文化活動の推進として、いよいよことし11月に市民文化ホール・中央公民館が開館をいたします。11月上旬にはオープニング記念式典を行って、その後30年6月までの間に、開館記念事業として多彩なイベントを開催いたします。  また、新博物館の建設工事にも着手をいたします。火焔型土器のクニ・越後縮と織物文化・雪と信濃川、この3つの展示テーマを中心に、新しい展示手法を取り入れた地域文化の発信拠点として、東京オリンピック・パラリンピック開催前の平成32年春のオープンを目指してまいります。  さらに、積極的に縄文文化を発信してまいります。平成29年10月に開催されます京都国立博物館開館120周年記念国宝展に国宝・火焔型土器ナンバーワンを出展するとともに、東京国立博物館と共同で実施をいたしました3次元計測のデータをもとに、精緻な火焔型土器のレプリカを作成するなど、縄文文化を国内外に積極的に発信してまいります。  一方で、スポーツ活動の推進といたしましては、引き続き、クロアチア共和国を中心にスポーツ交流や国際的キャンプの誘致を進めるとともに、FIS公認吉田クロスカントリー競技場の一部コース改良や照明塔の増設を行ってまいります。  次に、住みなれた地域で生き生きと暮らすための中山間地域対策といたしまして、地域おこし協力隊員を増員し、中山間地域における高齢化集落の機能維持・存続に向けて、持続的に取り組む地域を積極的にご支援をいたします。  また、移住・定住の促進といたしましては、空き家バンクを充実させますとともに、新たに、住居探しや移住体験ツアーに係る交通費・宿泊費の一部を助成することで、十日町市を選んでくれる人を応援をいたします。そして、Iターンだけではなく、Uターン世帯の移住・定住を支援する定住促進助成事業の対象者を夫婦世帯からひとり親世帯にもこれを拡充いたしまして、定住人口の増加に取り組んでまいります。  続きまして、基本方針3の安全・安心なまちづくりでございます。  まず、防災体制の充実といたしまして、屈折はしごつき消防ポンプ自動車を更新をいたしまして、装備の充実を図ります。さらに、集中豪雨による河川の災害を防ぐため、宮沢川と大沢の河川改修を進めます。  次に、地域医療の充実といたしまして、平成32年4月の開設を目指しまして、医療福祉総合センター整備事業に着手をいたします。平成29年度に十日町簡易裁判所用地の取得及び実施設計等を行いまして、30年・31年度の2カ年で整備をいたします。なお、センターには、休日1次救急機能、医療・介護サービスの提供連携機能、そして、仮称でありますが、県立十日町病院附属看護専門学校を配置いたします。  また、医師を確保するため、医師を目指す医学生に対しまして、市内の医療機関で研修に参加する際の宿泊費などを支援する医学生研修等受入促進支援事業を新たに実施をいたします。なお、看護職員などの確保につきましては、毎年利用者が増加傾向にございます看護師等修学資金貸与事業や就業支度金支給支援事業を継続して実施をしてまいります。  次に、再生可能エネルギーの活用といたしまして、市内の消費電力の30%を再生可能エネルギーで創出することを目標にした事業をさらに推進してまいります。  1つ目は、バイオマス産業都市の実現に向けまして、使用済み紙おむつ燃料化の実施設計や、キノコ廃菌床によるメタンガス発生最適化試験を実施いたします。また、キナーレ熱電併給システムの導入に向けた実施設計を行います。  2つ目は、小水力発電への取り組みです。信濃川の維持流量を有効活用いたしました小水力発電に関しましては、平成29年度は基本設計を行います。流量変動がなく発電量が安定しているため、有効なベース電源となると考えております。  また、低炭素・循環型社会を推進するため、次期管理型最終処分場の建設に向けての基本構想を策定するとともに、一般廃棄物処理基本計画を新たに策定いたします。  次に、暮らしや経済活動を支える道路網の整備として、上沼道「八箇峠道路」が一部供用開始となります。上沼道のさらなる整備促進が図られますよう、十日町インターへのアクセス道となります(仮称)高山水沢線の詳細設計を進めてまいります。また、市道の整備につきましては、新規4路線を含みます41路線の道路整備を行います。橋や舗装などの道路施設については、その延命化と維持修繕のトータルコストの縮減を目的といたしまして、計画的な点検、修繕をより一層強化をしてまいります。一方で、十日町市浄水場の改築工事を進めるほか、老朽化した配水管の更新・耐震化も進めるとともに、下水道事業におきましては、近年多発するゲリラ豪雨による浸水被害を軽減するために、下島地区において雨水渠の整備を進めます。  生活交通の維持確保策といたしまして、特急はくたか廃止に伴い、今後、経営赤字が見込まれる北越急行株式会社に対しまして、県や沿線自治体との協調補助を行って、一定の輸送水準の確保と安全な運行継続を支援をしてまいります。  次に、冬期間の安全・安心な交通の確保といたしましては、消雪パイプの上野西浦6号線の新規整備と高山城之古線ほか2路線の更新を予定をしております。流雪溝整備事業におきましては、引き続き川西地域と川治地区の面的整備を進めます。  そして最後に、まちづくりの推進に向けてでございます。  まず、地域自治の推進といたしましては、高山保育園の機能拡充に伴いまして、高山コミュニティセンターの移設、新築工事を行います。平成30年1月の供用開始を予定をしております。  また、市民活動の推進といたしまして、分じろうと十じろうの運営及びコーディネーター業務にかかわるスタッフを増員いたしまして、その取り組みを町なかから市内全域に広げるとともに、市民による協働のまちづくりの拠点として、機能と環境を充実させてまいります。  次に、時代に即応した効果的かつ効率的な行財政運営をするために、広い視野と柔軟な発想を持てる組織形成の実現の一環といたしまして、友好都市であります和光市との間で職員相互派遣研修を新たに実施をいたします。  最後に、市債残高の圧縮を図って、財政健全化を推進するために、2億2,354万円を繰上償還をいたします。さらに、電力供給の入札を実施をいたしまして登録小売電気事業者と契約することで、電力自由化前よりも2,720万円ほどの電気料が削減される見込みであります。なお、特別会計を含めました全会計の削減額は3,000万円ほどとなる見込みでございます。  予算の説明は以上であります。  最後に、私は市長室に十日町市民憲章を掲出いたしまして、折に触れ親しんでおります。その前段には、「十日町に生きる私たちは日本を生きる 日本に生きる私たちは世界を生きる 世界に生きる私たちは宇宙を生きる」と。これを読みますと、まるで自分の体が中空に浮かんで、広く宇宙から地球を俯瞰するような心持ちとなって、かつ未来ある十日町の子供たちが日本や世界の舞台で活躍してくれている姿が目に浮かびます。  そして、中段には「私たちをつくるのはひとりひとりのヒト ヒトはひとりでどう生きるかの技を求め ヒトはヒトとどう創るかの技を究める」とあります。  そして、後段は「野に山にヒトは学び 里に町にヒトは勤しむ 縄文の炎を今日に伝えて 雪の白に明日を描き 限りない大空のもと 十日町市の大地に生きる」とございます。  この市民憲章に片仮名で表記されましたヒトというものに、これが最初から気になっていたわけでありますけれども、要は最初にある私たち、十日町市というものは突き詰めれば一人一人の人なんだと、十日町に生まれる人、十日町市で生活する人、十日町市を気にかけてくれる人、十日町市を応援してくれる人、一人一人の人がそれぞれの立場で実力を高めて、互いにうまくつながりながら十日町市の価値を高めていく、自立した人々が自然を敬い、歴史と伝統を尊重しつつ、進取の気性をもって真っ白の雪のキャンバスの上に未来を切り開いていくと、そういう十日町市をつくりなさいと言われているように感じております。  そして、十日町市を選んで、そしてえにしを結んでくれる全ての人たちを決して裏切ることなく、十日町市の魅力をさらに磨き上げるために不断の努力を続けることをお誓いし、平成29年度の施政の方針とさせていただきます。議員各位、また市民の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。  ご清聴まことにありがとうございました。 ○議長(川田一幸君)   補足説明は休憩後に願います。  暫時休憩します。              午後 3時28分    休  憩                       〇                                     午後 3時38分    開  議 ○議長(川田一幸君)   休憩前に引き続いて会議を開きます。  それでは、一般会計歳入全部についての補足説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   それでは、一般会計の歳入につきまして補足の説明を申し上げます。  予算書14ページをお願いをいたします。1款市税につきましては、平成28年度の決算見込みなどをもとに計上いたしました。1項市民税の2目法人分につきましては、最近の収税実績を踏まえ、均等割を610万円の減とし、法人税割を同額の増として、市民税法人分全体では前年度と同額といたしました。  また、下段の3項軽自動車税につきましては、平成28年度に税率を改正したことから、前年度対比1,200万円、6.8%の増としております。  次に、16ページをお願いをいたします。4項市たばこ税につきましては、たばこの消費本数が減少傾向にあることから、前年度対比300万円、0.9%の減といたしました。  次に、下から2つ目の囲み、2款地方譲与税、1項地方揮発油譲与税につきましては、平成28年度の実績見込みや地方財政計画を加味いたしまして、前年度対比13.1%減の9,210万円を計上いたしました。  次の2項自動車重量譲与税につきましても、同様の理由によりまして前年度対比9.2%減の2億1,800万円を計上いたしました。  18ページをお願いいたします。一番下の6款地方消費税交付金でございますが、この交付金も実績見込みや地方財政計画を加味いたしまして、前年度対比4.0%減の9億1,000万円を計上いたしました。  20ページをお願いいたします。下から2つ目の囲み、10款の地方交付税でございます。前年度対比3億9,600万円、2.9%の減といたしました。まず、普通交付税でございますが、支所経費や消防費など合併に伴い広範囲となったことによります算定経費の増加が2億1,000万円見込まれるものの、合併算定がえによる特例加算の減少が2年目となりまして3億3,000万円減少することなどから、117億8,300万円としたものでございます。特別交付税につきましては、同交付税を財源とした中条第二病院への助成の実施主体が新潟県に変更となったことから、その支援分の2億200万円を減額し、15億4,000万円を計上いたしました。  22ページをお願いいたします。一番下の囲み、12款分担金及び負担金、2項1目民生費負担金は、前年度対比1億3,057万1,000円、44.5%減の1億6,315万円といたしました。これは、子ども・子育て支援に係る新制度に伴いまして、公立保育所の保育料を13款の使用料に組み替えて計上したことによるものでございます。  24ページをお願いいたします。一番下の段、13款使用料及び手数料、1項2目民生使用料は、前年度対比13.4倍の1億3,441万2,000円とさせていただきましたが、今ほど説明いたしました公立保育所保育料の組み替え計上によるものでございます。  少し飛びまして、36ページまでお進みください。14款の国庫支出金でございます。2項国庫補助金の上から3段目、4目農林水産業費国庫補助金は、前年度対比5億3,905万9,000円減の1,000万円とさせていただきました。これは、川西地域でJA十日町が建設しております米穀集出荷貯蔵施設の財源である平成28年度の強い農業づくり補助金が皆減となったことによるものでございます。  次の段、5目商工費国庫補助金は、前年度対比3億127万2,000円、93.4%の減となっております。これは、中心市街地の立体駐車場整備事業費の皆減によるものでございます。  1つ飛んで7目教育費国庫補助金は、前年度対比9億4,257万1,000円、94.4%の減となっております。これは、小中学校の整備事業費が平成28年度の国の2次補正により前倒しで計上されたことや、市民文化ホール、中央公民館の建設が完了に向かうことによるものでございます。  次に、40ページをお願いいたします。15款の県支出金でございます。下の囲み、2項県補助金の下の段、2目民生費県補助金は、前年度対比2億2,278万8,000円、151.5%の増でございます。これは、1節の社会福祉費県補助金で小規模多機能型居宅介護支援事業所の整備助成に伴います補助金が3,456万円皆増となったほか、2節の児童福祉費県補助金では次の43ページ上から2行目の北越保育園の改築工事に伴う補助金が1億6,733万3,000円皆増となったことなどによるものでございます。  42ページの上から3段目、4目農林水産業費県補助金は、前年度対比1億3,004万2,000円、13.6%の減でございます。水沢地域で養豚農家の生産環境の高度化や環境対策などの工事費に対する畜産振興費県補助金が2億2,290万5,000円の皆減となったことによるものでございます。  50ページまでお進みください。中段の17款寄附金、1項3目商工費寄附金は、前年度対比3,800万円、3.1倍となっております。これは、大地の芸術祭寄附金を2.2倍の4,000万円を計上したほか、企業版ふるさと納税を活用いたしまして、芸術祭拠点施設グレードアップ寄附金を新たに1,600万円計上させていただきました。  52ページをお願いいたします。次は18款繰入金でございます。1項5目地域振興基金繰入金は、前年度対比1億6,620万3,000円、62.1%の減でございます。説明欄の川西地域振興基金繰入金は1億3,610万9,000円の減、中里地域振興基金繰入金は2,142万3,000円の減、松之山地域振興基金繰入金は239万6,000円の減となっております。  8目環境共生基金繰入金は、前年度対比8,600万円、30.1%の減でございます。これは、宮沢川や大沢の災害復旧工事に伴う繰入金を同額減額し、起債に振りかえたことによるものでございます。  下段、14目公民館建設資金繰入金は、市民文化ホール、中央公民館の整備が完了に向かうことから、前年度対比2億9,531万6,000円の減額となりました。  56ページをお願いいたします。20款の諸収入でございます。3項1目貸付金元利収入は、前年度対比1億8,452万9,000円、13.7%の減となっております。これは、28年度まで計上しておりました十日町市土地開発公社貸付金収入が2億2,264万6,000円皆減となったためでございます。  66ページまでお進みください。最後になりますが、中段から21款の市債でございます。下段の1項6目防災対策事業債は、前年度対比1億7,810万円、5.7倍となっております。これは、繰入金でも説明いたしましたが、宮沢川と大沢の河川災害復旧事業の財源を繰入金から起債に組み替えたことによるものでございます。  一番下の7目合併特例事業債は、前年度対比3億6,260万円、19.6%の減となっております。主な理由は、69ページをごらんください。上から2段目、3節衛生債は医療福祉総合センター整備事業の新規計上によりまして1億5,900万円増となっている反面、3つ下の段、7節の教育債は市民文化ホール・中央公民館建設事業が完了に向かうことによりまして4億6,010万円の減となっております。  その下の8目緊急防災・減災事業債は、29年度から新たに新情報収集伝達システム整備事業を計上したことによりまして、12.6倍の1億1,990万円の増となっております。  10目過疎対策事業債は、前年度対比4億2,300万円、63.8%の増となっております。1節総務債では新たに高山コミュニティセンター建設事業で1億3,490万円を計上しているほか、2節の民生債では新たに私立保育所施設改修支援事業で1億450万円を計上しております。また、6節の土木債では道路橋りょう整備事業の増によりまして1億4,160万円の増となっております。  70ページをお願いいたします。12目借換債の下の学校教育施設等整備事業債は、国の2次補正に伴い前倒しで平成28年度の補正で計上したことから、4億3,980万円の皆減となっております。  一般会計歳入の補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   続いて、歳出1款について補足説明を求めます。議会事務局長。 ◎事務局長(宮正朗君)   それでは、歳出1款議会費につきまして補足説明を申し上げます。  予算書の72、73ページをお願いを申し上げます。予算総額1億9,725万2,000円の計上でございます。前年度比1,455万4,000円、率にいたしまして6.87%の減となります。その主な理由でございますが、説明欄1行目、005一般経費が前年度比1,028万4,000円の減となっております。これは、職員人件費で職員構成等の違いによるものでございます。  続きまして、説明欄中ほど、010議会活動費でございます。前年度比427万円の減となっております。これは、議員定数が来期から減員となること、また議員共済会負担金の負担率が前年度と比べ0.013ポイント減となったことが主な要因となっております。  1款議会費の補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   続いて、歳出2款についての補足説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   それでは、予算書74ページをお願いをいたします。2款総務費の補足説明を申し上げます。  まず、1項1目一般管理費でございます。職員人件費全体の状況につきましては、別冊の予算に関する説明資料の24、25ページに記載のとおりでございます。一般職の人件費につきましては、前年度と比較いたしますと、職員数で4人減員となり、予算額としては2億797万円ほどの減となっております。これは、比較的年齢層が高い職員が退職し、若い職員が採用されることによる給料及び共済費の減などによるものでございます。また、職員手当につきましては、選挙事務に係る時間外勤務手当の減及び定年退職者の減員による退職手当の減などにより、総額で減額となったものでございます。  87ページをごらんください。説明欄下段、055の10防犯灯LED化改修支援事業でございます。川西地域振興会が行う防犯灯のLED化に川西地域振興基金を活用して支援するものでございます。  次に、2目文書広報費でございます。89ページをお願いいたします。説明欄中段の010の30市勢要覧発行事業につきましては、来年度が4年ごとの市勢要覧発行の年に当たることから、第二次総合計画を反映させて新規に作成するものとし、そのための業務委託料を計上しております。  次に、3目企画費でございます。91ページをごらんください。説明欄中段の20男女共同参画推進事業でございますが、平成30年度からの第3次計画の策定のため、市民意識調査の実施委託料ほか計画策定に必要な予算を計上しております。  同じく説明欄下段の45協働のまちづくり事業につきましては、今年度中心市街地の分じろう、十じろうがオープンし、その管理運営を市民活動の中間支援組織に委託しておりますが、これまで順調に利用者数と相談件数が伸びており、さらに今後中心市街地のみならず広く地域へと利用促進を図るため、その委託料に1人分の人件費を増額して計上しております。  93ページをごらんください。説明欄上段の93定住促進助成事業でございます。市長説明にもございましたが、これまで夫婦単位で転入してきた世帯への定住支援に軸足を置いて取り組んでまいりましたが、29年度からはひとり親世帯も対象に加え、見込まれる補助金を計上させていただいております。  95ページをごらんください。説明欄下段の47公共交通利用状況調査事業でございます。これは、現行の十日町市地域生活交通基本計画の取り組み結果を検証し、これからの時代の公共交通のあり方を検討するため、その基礎資料となる市民アンケートの実施経費を計上しております。  97ページをごらんください。説明欄中段の060の12結婚促進事業では、独身の男女のご縁を結ぶハピ婚サポートセンターの運営や出会いの場のイベント開催事業を継続するほか、新たに若年層の新婚生活を支援するため、国の制度に基づく補助事業予算を計上いたしました。  98、99ページをごらんください。中段からの5目財産管理費でございます。99ページ、説明欄下段、008の05青葉団地大規模盛土造成地対策事業でございます。これは、既存の松代地域の千年ニュータウンの住宅団地33区画がほぼ完売いたしましたので、さらに若い世代の定住促進のために、総務省の補助事業を活用して7区画分の2次拡張造成整備工事を行うものでございます。  次に、7目情報政策費でございます。105ページをごらんください。説明欄中段の015の30自治体情報システム強靱性向上等構築事業では、国の要請に基づきまして情報セキュリティー対策の抜本的強化を図ってまいります。これに伴いまして、各自治体で準備をしてきたインターネットへの接続口が新潟県内一本に集約され、自治体ごとでセキュリティー対策にばらつきが生じないシステムが構築されることから、これに参加する当市の運用経費の負担分を計上したものでございます。  次に、9目地域振興費でございます。107ページをお願いいたします。説明欄下段の、010の11高山コミュニティセンター建設事業については、29年度はいよいよ本体建築の年に当たることから、建物の工事請負費のほか事業の完成に必要な予算を計上しております。  109ページをごらんください。説明欄中段、025の30中里コミュニティ施設整備事業でございます。これは、中里地域にあるコミュニティ施設を併設したショッピングセンターユーモールの空調設備の更新と照明のLED化に伴い、2階コミュニティ施設部分の設備更新費用を負担するものでございます。  同じく説明欄下段、035の20松之山地域活性化施設整備事業でございます。これは、昨年度布川地区で旧保育所と藤倉荘の屋根改修などの整備を行いましたが、新年度も引き続き同地区で朝日山公園と鏡ケ池公園の整備を行うものでございます。  同じく説明欄下段の055の05地域自治推進事業交付金ですが、引き続き住民自治の担い手である地域自治組織の活動を支援するとともに、地域独自の活性化の取り組みや今年度から新たに加えた地域ぐるみでの移住、定住の取り組みを支援するパワーアップ交付金を予算計上しております。  次に、10目国際親善費でございます。111ページをごらんください。説明欄上段の005の05国際交流事業につきましては、1,048万2,000円と昨年度に比べ265%もふえておりますが、これは主に今年度の途中に国際交流員2名を配置がえと新規任用により企画政策課に配置したことにより、当該2名の人件費を計上したことによるものでございます。  同じく説明欄中段の005の10コモ市国際交流事業につきましては、今年度にコモ市との新たな文化交流事業を開始したことから、この新たな交流を継続し、今後の両市の交流をさらに発展させるため、コモ市内での事業の実施体制をより強化するための予算を計上しております。  次に、11目防災諸費でございます。この防災諸費は、前年度までの9款消防費、1項3目防災費からの組み替えによりまして皆増となったものでございます。  113ページをごらんください。説明欄中段、010の05新情報収集伝達システム整備事業は、現在運用しているアナログ同報系防災行政無線のデジタル化更新を行うもので、29年度は親局整備及び中継局装置の整備を予定しております。  同じく説明欄下段、035の05特定空家等対策事業では、引き続き危険な空き家の解体に取り組んでまいります。  114ページをお願いいたします。12目諸費でございます。前年度対比2億2,258万円の減額となっております。これは、土地開発公社が平成28年度で解散したことに伴いまして、同額が皆減となったものでございます。  2款総務費の補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   続いて、歳出3款及び4款についての補足説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大津善彦君)   それでは、3款民生費、4款衛生費の補足説明を申し上げます。  まず、3款民生費でございます。総額では予算書の12、13ページの事項別明細書のとおり92億359万3,000円の計上で、前年度対比7億6,900万円余り、率にしまして9.1%の増額計上となりました。  それでは、重立った事業費につきましてご説明いたします。まず、131ページをお願いをいたします。1項1目社会福祉総務費、説明欄の中段、045要援護世帯除排雪援助事業は、ひとり暮らし高齢者や障がい者等要援護世帯に対して屋根雪の除雪作業等を助成するものでございます。支給単価を見直しまして、1世帯当たり支給上限額を3万3,000円から3万5,000円に改正したことによりまして、前年度対比では260万円余りの増額計上とさせていただきました。  135ページをお願いをいたします。1項2目老人福祉費、説明欄の上段、025の05寝たきり老人等介護手当支給事業は、要介護認定で介護度3以上、65歳以上の高齢者または65歳以上の重度心身障がい者を在宅で介護している介護者に支給するものでございます。この介護手当の月額を5,000円から6,000円に改正したことによりまして、前年度対比では750万円余りの増額計上とさせていただきました。  137ページをお願いいたします。説明欄上段、070介護保険特別会計繰出金は、前年度対比で2,100万円余りの増額計上とさせていただきました。これは、4月から総合事業が始まることによるものでございます。  同ページ中段、086介護基盤整備助成事業は、新規に小規模多機能型居宅介護事業所1施設を整備する事業者に対する県の補助金でございます。  その下、087高齢者施設整備費助成事業は、特別養護老人ホーム不老閣の長寿命化を図るための大規模改修に対する助成金で、財源は全額松之山地域振興基金を充当するものでございます。  ちょっと飛びますが、143ページまでお進みください。1項3目障がい者福祉費、説明欄下段、045の10訓練等給付事業は、障がい者が自立した生活をするための訓練や就業をするための訓練を行うことにより社会参加の促進を図るための経費でございます。中でも最下段のグループホームでの生活を支援する共同生活援助給付費につきましては、近年のグループホームの増加に伴いまして、前年度対比で23.6%の増額計上とさせていただきました。  145ページをお願いをいたします。説明欄下段、060の05障がい児通所支援事業の放課後等デイサービス給付費は、就学している障がいのあるお子さんに対し、放課後または休業日に生活能力向上のための必要な訓練や社会との交流促進などの支援を行う事業でございます。利用基準を緩和したことで利用者が増加いたしましたので、前年度対比で52%増の計上とさせていただきました。  147ページをお願いをいたします。1項5目生活困窮者自立支援事業は、生活困窮者自立支援法に基づき行う事業でございます。28年度は、10月から必須事業の自立相談支援事業と任意事業の家計相談支援事業を十日町市社会福祉協議会に委託をいたしました。市民からの相談件数が増加していること、平成29年度は1年間の委託費を計上したことなどによりまして、前年度対比で440万円余りの増額計上とさせていただきました。  148ページからの3款2項児童福祉費につきましては、子育て教育部長が説明をいたします。 ○議長(川田一幸君)   子育て教育部長。 ◎子育て教育部長(渡辺健一君)   それでは、3款2項児童福祉費について補足説明を申し上げます。  150、151ページをお願いいたします。説明欄中段、022の10公立保育園改築事業(過疎債)でございます。高山保育園2階にありました高山コミュニティセンターを移設することに伴いまして、平成30年度に2階部分を保育施設に改築する予定であり、そのための実施設計を行う予算を計上しております。  続きまして、025の10私立保育所施設改修支援事業(国庫補助・過疎債)でございます。本町6の1丁目にあります北越保育園の園舎が老朽化したことによる建てかえ工事に対し、国の補助事業を利用しまして補助を行うものでございます。  152、153ページをお願いいたします。説明欄下段、046発達支援センター運営事業でございます。発達支援センターでは、発達の気になるお子さんの早期発見、早期療育を行うとともに、引き続き教育センターと連携し、就学移行や学齢期支援を積極的に取り組んでまいります。また、放課後児童クラブの職員や福祉事務所の支援員等を対象にした研修会も継続して行い、地域での支援体制強化を図ってまいります。  156、157ページをお願いいたします。説明欄上段、060の05放課後児童健全育成事業でございます。新たに慈光こども園、北越保育園の学童保育を放課後児童健全育成事業として認定し、補助金を交付いたします。両施設とも平日は10人程度、夏休み等の長期休業時は20人程度の利用を見込んでおります。  158、159ページをお願いいたします。説明欄上段、100の05子育て情報発信事業でございます。情報発信サイトである「めごめご.net」をスマートフォンでも手軽に閲覧できるようシステム構築を行い、リニューアルいたします。  162、163ページをお願いいたします。説明欄中段、030の05公立保育所民営化推進事業でございます。平成30年4月に中里なかよし保育園と松代保育園を民営化する予定となっておりますが、移管する前に園舎等の修繕を行う経費と、移管先法人から引き継ぎ保育期間中に出向させる保育士の経費の一部を補助するものでございます。  私からの補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大津善彦君)   それでは、引き続きまして3款及び4款の補足説明を申し上げます。  164、165ページをお願いをいたします。3項1目生活保護総務費でございます。説明欄の上段、005の07一般経費では、新規に生活保護システム及び生活保護レセプト管理システムの更新運営委託料を計上させていただきました。  3款民生費の補足説明は以上でございます。  続きまして、4款衛生費でございます。総額では12、13ページの事項別明細書のとおり23億3,059万4,000円の計上で、前年度対比では7,600万円余り、率にしまして3.4%の増額計上とさせていただきました。  166、167ページをお願いをいたします。1項1目保健衛生総務費、説明欄の下段、005の25地域医療対策事業は、新たに地域医療の確保に向け、市にゆかりがあり、市外で活躍されている医師との面談経費のほか、医療機関に対し支援活動などを行う団体への助成経費を計上させていただきました。  169ページをお願いをいたします。説明欄の上から3行目、50公的病院運営費補助事業の19節中条第二病院運営費補助金は、精神科医療の維持を目的に補助する経費でございます。昨年3月に中条病院が閉院をいたして以来、中条第二病院は一層厳しい経営となっております。新潟県では運営費欠損額の過去5年間の平均額に対して3分の2を補助をいたしますが、平成28年度の運営費欠損額が多額となっていることから、十日町市と津南町でさらに支援をいたしたいとするものでございます。  173ページをお願いをいたします。説明欄4行目、032の05妊産婦医療費助成事業でございます。子育て支援の充実といたしまして、妊娠から出産、産後の経済的な負担を和らげ、安心して子供を産み育てられる環境を整えるため、平成28年度から始めました助成制度に加えまして、29年9月1日診療分からは妊産婦の入院時の一部負担金を無料とし、さらに経済負担の軽減を図るものでございます。  同ページの下段、070の05医療福祉総合センター整備事業でございます。市長説明にもございましたように、整備予定地の十日町簡易裁判所、十日町区検察庁用地の取得に関し関係機関からの合意が得られたこと、また新潟県が県立十日町病院附属看護専門学校(仮称)の開校に向けまして本格的に準備を始めたことなどから、土地購入費や補償料を中心に3億5,500万円余りの予算を計上させていただきました。  174、175ページをお願いをいたします。1項2目健康増進費、説明欄の上段、005の20健康診査事業では、市内16会場、延べ38日間をかけまして市の住民健診を実施をいたします。健康診査のほかにもピロリ菌抗体検査、肝炎ウイルス検査、前立腺がん検査、さらに胸部レントゲン検査など複数の検診を実施するとともに、受診しやすい取り組みを行ってまいります。  183ページまでお進みをいただきたいと思います。1項4目環境衛生費、説明欄中段、49の再生可能エネルギー活用促進補助事業につきましては、引き続き太陽光発電、木質等ペレットストーブなど再生可能エネルギー機器の一般家庭への普及を図るため、補助金といたしまして1,100万円余りを計上させていただきました。  同ページ、1項5目公害対策費、説明欄下段、015の05騒音・振動・悪臭対策経費では、市民からの要望に応えまして、市内の養豚場における臭気測定を現在の年2回から年6回にふやし、環境監視の強化を図りたいと考えております。  187ページをお願いをいたします。2項1目清掃総務費、説明欄最下段、45管理型最終処分場建設事業では、現段階での霧谷管理型最終処分場の利用期間が平成31年度までとなっていることから、次期管理型最終処分場建設に向けた取り組みを本格的に進めてまいります。平成29年度は、施設の基本構想策定費用及び建設予定地の用地取得など2,200万円余りを計上させていただきました。今後ともごみの減量化、資源化をさらに進めながら、10年後の平成38年度供用開始を目指しまして事業を推進してまいります。  3款民生費、4款衛生費の補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   続いて、歳出5款、6款及び7款についての補足説明を求めます。産業観光部長。 ◎産業観光部長(渡辺正範君)   それではまず、5款労働費の補足説明を申し上げます。  予算書188、189ページをお願いいたします。1項1目労働諸費は、説明欄最下段、008の20労働対策貸付事業がやや減少したほかは例年どおりで、大きな変化はございません。  5款労働費の補足説明は以上でございます。  続きまして、6款農林水産業費でございます。190、191ページでございます。まず、1項1目農業委員会費でございますが、19.6%の増額となっております。主な理由といたしましては、説明欄下段、005の03農業委員会活動経費におきまして、農業委員会法の改正に伴う農地利用最適化推進委員設置による報酬の増額と、193ページ、説明欄中段の005の10農地利用状況調査において、農地利用状況調査地図システムの構築にかかわる予算を計上したことなどによるものでございます。  次に、194ページからの3目農業振興費でございます。197ページまでお進みください。説明欄中段の005の50中山間地域等直接支払交付金事業では、事務の効率化を図るための協定の広域化を進める取り組みを含んだものでございます。  同じく下段、58担い手農業経営支援事業では、規模拡張に伴う雇用の支援あるいは特殊免許を取得する場合の助成などを盛り込んだものでございます。  同じく60十日町市食と農の景勝地推進委員会運営事業は、今年度創設されました食と農の景勝地の国認定に向けた取り組みを実施し、東京オリンピック・パラリンピックを見据えたインバウンドの拡大を目指すものでございます。  次に、200、201ページをお願いいたします。4目農業構造改革対策費でございます。説明欄下段、020の20複合営農促進事業では、園芸による複合営農の取り組み拡大を支援してまいります。  次に、204ページからの7目農地開発整備費でございますが、207ページまで、恐縮ですが、飛んでいただきたいと思います。説明欄上段、015の05多面的機能支払交付金事業では、組織の広域化や新規の取り組み集落の増加を目指していくものでございます。  次に、210、211ページの2項林業費、2目林業振興費でございます。説明欄下段、005の33ふるさと十日町の木で家づくり事業は、昨年度から予算を大幅に増額して取り組むものでございます。  6款農林水産業費の補足説明は以上でございます。  続きまして、7款商工費でございます。212、213ページをお願いいたします。1目商工総務費でございますが、前年比64%の大幅減となりました。主な理由でございますけれども、これは中心市街地活性化推進費の施設整備が終了し、ソフト事業経費等につきましては8款への計上となったことによるものでございます。  215ページ、説明欄中段、015の34、2020プロモーション事業は、東京オリンピック・パラリンピックに向けた民間企業の商品開発を促進するための事業費を新たに計上したものでございます。  次に、2目商工業振興費でございます。217ページ、説明欄中段、015の33プレミアム商品券発行事業は、先月発行いたしましたプレミアム商品券事業の平成29年度分事業費を計上したものでございます。  219ページ、説明欄中段、020の26食と農による誘客促進事業は、織物関連企業が工場見学の受け入れに必要な改修等をする場合にその経費の一部を助成するものでございます。  220、221ページお願いいたします。3目観光費でございます。観光費は、前年比88%の増となりました。主な理由といたしまして、清津峡観光施設及びまつだいふるさと会館の改修整備が増額になっているということと、複数の地方創生推進交付金事業を実施することなどによるものでございます。  225ページをごらんください。説明欄中段、009の60食と農による誘客促進事業でございますが、これは食と農をコンテンツとしたインバウンド観光の拡大や農家所得の向上を目的に、主に外国人の受け入れ態勢の整備を進めるものでございます。  227ページをお願いいたします。中段、019の15松之山地域観光振興事業の中のモーグル普及促進事業補助金でございますが、これは平成30年2月に妙高市で開催される国民体育大会冬季大会におきまして、モーグル競技を松之山温泉スキー場に誘致するための経費でございます。  229ページをごらんください。説明欄中段、031の47キャンパス白倉活性化事業は、キャンパス白倉の活用を促進するため、シンポジウムやワークショップなどを実施するための経費でございます。  231ページをごらんください。説明欄中段、032の52宮中ダム周辺整備事業は、ミオンなかさとを起点にしたサイクリングコースを設けるとともに、レンタサイクルの設置や施設整備を行うものでございます。  233ページをお願いします。説明欄上段、033の34ふるさと会館省エネルギー化促進事業でございます。これは、まつだいふるさと会館の冷暖房設備を省エネタイプの冷暖房設備に交換する工事でございます。これによりエネルギーコストの約20%程度の削減が見込まれるものでございます。  次に、236、237ページからの5目企業立地促進費でございます。前年対比43.3%の増となっております。主な理由でございますが、説明欄下段、010の10企業設置奨励事業におきまして、市長の説明のとおりでございますけれども、設備投資を行う企業への奨励金、これが大幅に増加したことなどによるものでございます。  続きまして、238ページからの7目スキー場運営費でございますが、241ページをごらんください。説明欄上段、005の75松代ファミリースキー場圧雪車更新事業は、平成15年度に購入いたしました圧雪車の老朽化に伴い、これを更新するものでございます。  同じページ、8目温泉運営費でございますけれども、これは各温泉施設の指定管理委託料のほか、施設の修繕費などの計上でございます。  次に、242、243ページでございます。9目大地の芸術祭推進費でございます。昨年度に引き続きまして、大地の芸術祭の次回展に向け準備経費と通年イベントにかかわる経費を計上し、前年対比21.3%の増となっております。説明欄中段、010の05大地の芸術祭運営事業と10大地の芸術祭ディレクター委託事業につきましては、3カ年継続費の2年目の予算ということになります。  245ページをごらんいただきたいと思います。説明欄上段、020の53芸術祭拠点施設等グレードアップ事業は、企業版ふるさと納税を財源といたしまして旧清津峡小学校校舎棟の改修を行うものでございます。  247ページをごらんください。説明欄中段、075の05越後妻有雪花火事業は、第5回目となる事業につきまして平成28年度と同規模の予算を計上したものでございます。  7款商工費の補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   続いて、歳出8款についての補足説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(池田克也君)   それでは、8款土木費について補足説明を申し上げます。  総額では51億4,600万円で、前年度対比2億1,000万円余り、率にして4%ほどの増とさせていただいております。  それでは、主な事業費についてご説明をいたします。ページにつきましては、今ほどのページとなります。1項1目土木総務費では、説明欄最下段、上沼道の八箇峠道路が一部開通することによりまして、負担金を80万円計上させていただいております。  248、249ページをお願いいたします。2項1目道路橋りょう総務費の主な支出は、支所を含む建設課関連職員の人件費のほか、005の10一般管理経費の13節情報処理及び測量調査委託料の道路台帳補正業務などでございます。  続きまして、250、251ページをお願いいたします。2目道路橋りょう維持費では、説明欄下段、007道路橋りょう修繕事業で各地域の道路修繕のほか、253ページ、説明欄中段からの35、37の社会資本メンテナンス事業、防災安全交付金では、橋りょうの延命化を目的とした定期点検と橋りょう修繕を行います。また、36及び255ページの38社会資本メンテナンス事業、社会資本整備総合交付金では、比較的大きな規模の舗装修繕工事を行うものでございます。  続きまして、254、255ページをお願いいたします。3目道路新設改良費の予算額は9億3,400万円余りで、前年度比20.2%の増となっております。説明欄下段、015道路整備事業では8億3,800万円余りを計上し、市長の説明にもございましたが、市内全域で41路線の道路改良に取り組みます。  少し飛びまして、262、263ページまでお進みください。4目克雪対策費では、説明欄上段、010冬期孤立集落対策事業で引き続き保安要員の配置を行うほか、020小型除雪機械共同導入事業で集落等に小型除雪機の貸与を行います。  5目道路除雪費の予算額は、13億8,300万円余りを計上させていただきました。次ページの説明欄上段、007道路除雪費では11億4,000万円ほどを計上し、冬期の道路交通確保に備えるものでございます。  266、267ページまでお進みください。6目融消雪施設維持費では、説明欄中段、010消雪パイプ修繕事業において、経年劣化により能力が低下した施設を更新し、冬期における安全な道路交通確保に努めるものでございます。  続きまして、268、269ページをお願いいたします。3項1目河川総務費の予算額は3億3,300万円余りで、前年度比25.8%の増となっております。増額となりました主な要因は、市長の説明にもございましたが、271ページの説明欄中段、010の21河川改修事業で普通河川宮沢川及び大沢の国道横断部の推進工事を行うことによるものでございます。  次に、4項都市計画費でございます。272、273ページをお願いいたします。4項1目都市計画総務費ですが、前年度より大幅に増額をしております。主な要因としては、説明欄中段、005、30のまちづくり計画策定事業において、都市計画道路や用途地域の見直し検討作業の費用を計上したこと、中段、015の中心市街地活性化推進費を7款から8款に組み替えたことによるものでございます。  274、275ページをお願いいたします。中段の2目街路事業費ですが、都市計画総務費と同様に、中心市街地活性化推進事業の組み替えにより、職員人件費を7款より移行したことによる増額となります。  次に、下段、3目公園事業費では、説明欄、005の15十日町地域公園整備事業で新博物館に隣接する緑道の水の広場再生の検討と既存の都市計画公園のリニューアルを進めてまいります。また、ほくほく線高架下駐車場を有料化するための料金システムを導入いたします。  005の16の川西地域公園整備事業では、川西総合緑地公園の遊水地整備工事を継続し、平成29年秋までの完成を目指してまいります。  次に、最下段の4項4目公園管理費でございますが、276、277ページをお願いします。前年度比減額した主な要因としまして、川西地域の施設修繕や施設備品購入費が平成28年度で完了したことによります。  278、279ページをお願いいたします。5項1目住宅管理費ですが、前年度比50.7%の大幅な増額となりました。主な要因は、説明欄上段、005、25の克雪すまいづくり支援事業を8款2項4目克雪対策費からの組み替えを行ったこと、010の30市営住宅改修事業で田川市営住宅の工事に着手することによります。  なお、説明欄上段、005、10の住宅リフォーム対策事業は引き続き継続実施をいたします。  280、281ページをお願いいたします。中段の住宅建設費は、川西地域の上新井市営住宅が供用開始され、既存住宅の取り壊しが完了したことにより皆減となっております。  次に、6項1目地籍調査事業費ですが、前年度比大幅に減額した主な要因として、市街第12、13計画区の一筆地調査を平成28年度の国の追加補正による前倒しを行ったことによります。平成29年度は、秋に表示変更を予定している市街第10、11計画区の最終作業と今後予定している市街第14、15計画区の一筆地調査に向けた事前調査を実施するものでございます。  以上で8款土木費の補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(川田一幸君)   続いて、歳出9款についての補足説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   それでは、予算書の282ページをお願いいたします。9款消防費の補足説明を申し上げます。  1項1目広域消防費でございます。説明欄の005の05十日町地域広域事務組合負担金は、消防関係の経常的経費のほか、市長説明のありました消防装備の充実などに要する費用を負担するものでございます。  また、005の10消火栓新設移設等負担事業では、平成29年度は15カ所を予定しており、火災時の水利確保に努めてまいります。  なお、282ページ一番下の段、防災費は、先ほど説明いたしましたとおり、2款総務費、1項11目防災諸費へ組み替えとなったことにより皆減となったものでございます。  9款消防費の補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   暫時休憩いたします。              午後 4時39分    休  憩                       〇                                     午後 4時49分    開  議 ○議長(川田一幸君)   休憩前に引き続いて会議を開きます。  続いて、歳出10款についての補足説明を求めます。子育て教育部長。 ◎子育て教育部長(渡辺健一君)   それでは、10款教育費のうち子育て教育部関係の補足説明を私のほうから申し上げます。  286、287ページをお願いいたします。説明欄下段、4目教員住宅費、005の07教員住宅改修・解体事業では、松代地域の教員住宅のじこ寮の解体を行います。  288、289ページをお願いいたします。5目教育センター事業費、説明欄上段、005の20小中一貫教育推進事業です。全ての中学校区で小中一貫教育を本格実施して4年目に当たり、引き続き学力の向上、不登校の減少、特別支援教育の充実に取り組んでまいります。  説明欄中段、005の25特別支援教育推進事業では、専任の相談員3名を配置し、日常的な相談業務のほか、研修講座の実施などで各学校の担当教員の指導力向上を図ります。  290、291ページをお願いいたします。005の70ふるさと教育推進事業では、その目的であるふるさと十日町市を愛する児童生徒を育むため、これまでの妻有焼体験と和装教育にふるさと信濃川教室とふるさと仕事の学びの2つを加え、合計4つの事業により児童生徒の郷土愛の醸成を図ります。  説明欄下段、005の85保幼小連携促進事業は、新規の取り組みでございます。小1プロブレムなどの課題解決に向け、保育、幼児教育の段階と小学校教育のスムーズな接続を図るためのプログラムづくりを進めます。また、嘱託指導主事と相談員の2名を配置し、小中一貫教育とも連動させながら子供たちの健やかな成長に努めてまいります。  294、295ページをお願いいたします。2項小学校費の1目教育総務管理費でございます。予算額は2億7,474万9,000円、前年度比2億1,913万9,000円の減となりますが、これは中条小学校の改築工事など、大規模な工事が終了したことによる施設整備費の減が主な要因であります。  298、299ページをお願いいたします。4目学校教育振興費、説明欄最下段の025の05小学校教育支援員設置事業では、特別支援学級が設置されている小学校を中心に、個別の支援ができるよう計14校に29人の教育支援員を配置し、担任教諭の学習指導、生活指導を補助することできめ細やかな教育を実践してまいります。  次に、300、301ページをお願いいたします。3項中学校費の1目教育総務管理費でございます。予算額は3億1,652万6,000円、前年度比4億5,785万3,000円の減となりますが、これは小学校費と同様、大規模な校舎改修工事などの終了による施設整備事業費の減が主な要因であります。  なお、29年度に行う主な事業につきましては市長説明のとおりでございます。  304、305ページをお願いいたします。4目学校教育振興費、説明欄下段、025の05中学校教育支援員設置事業は、特別支援学級及び支援が必要な生徒が在籍する通常学級に教育支援員を配置するもので、計7校に10人の配置を予定しています。  10款教育費のうち子育て教育部関係の補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   文化スポーツ部長。
    ◎文化スポーツ部長(富井敏君)   それでは、10款教育費の5項社会教育費及び6項の保健体育費の補足説明を申し上げます。  308ページをお願いいたします。5項社会教育費の1目社会教育総務費でございます。予算額は4億1,078万6,000円で、前年度比19億9,044万5,000円の大幅な減額になります。主な要因は、市民文化ホール、中央公民館建設事業が本年度をもちましておおむね完了となることによるものでございます。  311ページをお願いいたします。説明欄中段、020の45新文化ホール開館記念事業のうち19の新文化ホール開館記念事業補助金は、開館記念期間中に文化芸能など市民団体の発表の機会を支援し、文化振興を図るものでございます。  313ページをお願いいたします。説明欄下段、055の05市民文化ホール・中央公民館建設関連事業では、国道117号から新文化ホールへの取りつけ道路として、本町1丁目上地内の市道の改良工事を実施いたします。  314ページをお願いいたします。2目文化財保護費でございます。予算額は7,549万3,000円で、前年度比1,426万6,000円の減額となります。  317ページをお願いします。説明欄の中段にあります020の10埋蔵文化財等調査報告書作成事業では、野首遺跡の報告書の第3分冊目を作成し、国の文化財指定を目指していきます。  同じく説明欄中段、045の10火焔の都ソフトプラン事業では、信濃川火焔街道連携協議会での日本遺産認定に伴う事業を継続して実施します。なお、29年度にはこれまでの構成5自治体に加えまして魚沼市が加入する予定でございます。  320ページをお願いいたします。3目公民館費でございます。予算額は1億1,863万3,000円で、前年度比3,692万円の減でございます。主に公民館施設改修事業費が減額したものでございます。  少し進みまして、329ページをお願いします。説明欄の035の06公民館施設改修事業では、中条公民館のトイレ改修を行う予定でございます。  328ページをお願いします。4目博物館費でございます。予算額は6億7,366万円で、前年度比5億3,087万4,000円の大幅な増額となります。主な要因は、新博物館の建設工事に着手するためでございます。  332ページをお願いいたします。5目情報館費は、前年度とほぼ同額となっております。  333ページの説明欄下段、020の35情報館図書サービス業務等委託事業は、これまでの情報館指定管理業務委託を情報館サービス業務の一部委託に変更し、引き続きらいぶフォーラムに委託するものでございます。  334ページをお願いします。6目森の学校費でございます。予算額は、前年度とほぼ同額でございます。例年同様に里山の魅力を発信する企画展などを実施していく予定でございます。  336ページをお願いいたします。6項保健体育費の1目保健体育総務費でございます。予算額は、前年度とほぼ同額となっております。  343ページまでお進みください。説明欄上段、042の05国際交流活動支援事業は、クロアチア共和国から国際交流員を受け入れ、ホストタウン推進事業の充実を図るものでございます。  342ページ、2目の体育施設費でございます。予算額は、前年度とほぼ同額となっております。  347ページをお願いします。説明欄中段の010の42当間多目的グラウンド整備事業は、人工芝グラウンドの新設のために設計委託料、土地購入費等を計上するものでございます。  10款教育費関係の補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   続いて、歳出11款についての補足説明を求めます。産業観光部長。 ◎産業観光部長(渡辺正範君)   それでは、11款災害復旧費の補足説明を申し上げます。  350、351ページをお願いいたします。1項1目農地農業用施設災害復旧費でございますが、平成27年に発生いたしました新水地区の過年災害を含む災害対応のために予算措置をしたものでございます。  2目林道施設災害復旧費では、林道施設の現年発生災害対応を主体に予算計上したものでございます。  2項1目土木施設災害復旧費につきましては、土木施設の現年発生災害対応の予算措置を行い、復旧に取り組むものでございます。  11款災害復旧費の補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   続いて、歳出12款及び13款についての補足説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(中村亨君)   それでは、12款公債費の補足説明をいたします。  352ページをお願いいたします。1項1目元金でございます。前年度対比では4億3,183万5,000円、8.5%の減となっております。これは、定時償還分が3億352万5,000円減となったほか、通常借りかえ分が1億5,730万円減となったことによるものでございます。  同じく2目利子でございますが、前年度対比では5,582万8,000円、12.6%の減となっております。  続きまして、13款予備費でございますが、前年度と同額の5,000万円を計上させていただきました。  12款、13款の補足説明につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   続いて、議案第57号 国民健康保険特別会計から議案第60号 介護保険特別会計までの4件についての補足説明を求めます。市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大津善彦君)   それでは、国民健康保険特別会計から順次補足説明をさせていただきます。  予算書の363ページをお願いをいたします。議案第57号 十日町市国民健康保険特別会計予算でございます。歳入歳出それぞれ67億8,000万円とさせていただきました。平成29年度は、国保改革に伴う3,400億円の公費が実質的に運用される年となります。国保改革に伴うおおむねの事業は平成28年度までに前倒しで実施されておりますので、28年度予算を基準といたしましてそれぞれ試算額を計上させていただきました。  それでは、歳入からご説明をいたします。372、373ページをお願いをいたします。まず、1款の国民健康保険税は、前年度対比7.9%減の11億5,098万3,000円とし、うち現年度分は前年度対比8.2%減の11億2,000万円余りの計上とさせていただきました。国保会計の運営は、被保険者数及び課税所得額が減少する一方、1人当たりの医療費は増加傾向にあり、大変厳しい状況が続いておりますが、国保改革に伴う公費拡大分と基金の活用によりまして、平成29年度も平成28年度の税率に据え置いて試算をさせていただきました。  377ページをお願いをいたします。4款2項1目財政調整交付金の説明欄、特別調整交付金は、保険者努力支援分として3,600万円余りを計上させていただきました。  続きまして、歳出でございます。386、387ページまでお進みをください。2款1項の療養諸費でございます。過去3年間の平均及び平成28年度の見込み額をもとに総額で前年度対比1.7%減の33億9,000万円余りの計上とさせていただきました。  また、次ページ、2項の高額療養費は前年度対比3.4%増の4億6,500万円余りの計上とさせていただきました。高額療養費につきましては、高度化医療の進展や重症化治療など、1人当たりの医療費の増加を見込んだ試算とさせていただいております。  392ページの3款後期高齢者支援金から395ページの7款共同事業拠出金までは、それぞれの事業に対する納付金、拠出金及び委託料等の試算額を計上させていただきました。  国保特別会計の補足説明は以上でございます。  続きまして、405ページをお願いをいたします。議案第58号 国民健康保険診療所特別会計予算の補足説明を申し上げます。歳入歳出をそれぞれ1億5,300万円、前年度対比で12.1%の減とするものでございます。これは、平成28年度は倉俣診療所の週2回の診療を考慮した予算でございましたが、医師の確保が不確定であることから、平成29年度は倉俣診療所の休診を見込んだ予算としたことによるものでございます。このため、歳入は診療収入を前年度対比16.1%減といたしました。また、繰入金につきましても人件費の減額がございましたので、6.7%の減額計上とさせていただきました。歳出におきましては、一般管理費におきまして看護師1名の定年退職がございましたので、人件費などを中心に前年度対比8%減額したほか、2款の医業費におきましても倉俣診療所、室野診療所の院内薬局が不要となったことなどから28.2%の大幅な減額計上とさせていただいたところでございます。  国民健康保険診療所特別会計の補足説明は以上でございます。  続きまして、429ページをお願いをいたします。議案第59号 後期高齢者医療特別会計予算の補足説明でございます。歳入歳出をそれぞれ前年度対比11%減の5億4,000万円とするものでございます。後期高齢者医療制度における市町村の主な業務につきましては、保険料の徴収と広域連合への納付金の納付でございますので、予算額につきましては新潟県広域連合の試算によるものでございます。  それでは、歳入からご説明をいたします。436、437ページをお願いをいたします。1款1項の後期高齢者医療保険料は、前年度対比11.4%減の3億3,600万円余りとさせていただきました。減額の要因は、平成28年度に保険料率の改定を見込んだ予算を計上いたしましたが、結果余剰金や基金の活用によりまして保険料率が据え置きとなったことから、当初予算ベースで減額が生じているものでございます。  次に、歳出でございます。440、441ページをお願いをいたします。2款1項後期高齢者医療広域連合納付金は、前年度対比11.7%減の5億1,600万円余りの計上とさせていただきました。この納付金は、徴収した保険料と保険料軽減分に係る保険基盤安定化事業繰入金をあわせて納付するものでございます。減額の要因は、先ほど歳入でご説明したとおりでございます。  後期高齢者医療特別会計の補足説明は以上でございます。  続きまして、447ページをお願いをいたします。議案第60号 介護保険特別会計予算の補足説明でございます。平成29年度は、第6期介護保険事業計画の3年度目の予算となります。歳入歳出をそれぞれ71億5,010万円、前年度対比で3.1%増とさせていただきました。  初めに、歳入についてでございます。454、455ページをお願いをいたします。1款1項介護保険料は、歳入全体の19%を占めております。第6期介護保険事業計画の保険料基準月額5,700円は同額でございますが、被保険者数が増加いたしますので、前年度対比1.4%の増額計上とさせていただきました。  456、457ページをお願いをいたします。4款国庫支出金は、2項1目調整交付金を給付費に対し7.4%と見込み、前年度対比では3.7%の増額計上とさせていただきました。  地域支援事業交付金は、目の振りかえを行っております。  その下、5款支払基金交付金は、40歳から64歳の第2号被保険者の負担金でございます。負担率は給付費に対し28%で、前年度対比2.8%の増額計上とさせていただきました。  458、459ページをお願いをいたします。8款繰入金は、1項他会計繰入金を前年度対比で2,100万円余り、率にして2.2%の増額計上とさせていただきました。  460、461ページをお願いをいたします。2項基金繰入金は、給付費の増大に備え4,300万円の計上とさせていただきました。  続きまして、歳出の説明でございます。464、465ページをお願いをいたします。1款1項総務管理費では、1目一般管理費の説明欄、005の10一般経費に介護保険制度改正に伴うシステム改修のための委託料、その下、15趣旨普及事業では制度改正等に伴うパンフレットの作成経費、さらにその下、20介護保険事業計画策定事業に第7期介護保険事業計画策定のための委託料を見込んだことによりまして、前年度対比では16.3%の増額計上とさせていただきました。  468、469ページをお願いをいたします。歳出全体の93.6%を占めます2款1項保険給付費は、66億8,700万円余り、前年度対比では1.4%の増額計上とさせていただきました。  470、471ページをお願いをいたします。3款地域支援事業費でございます。地域支援事業費は、保険給付から総合事業への移行と介護予防事業の拡充により、地域で自分らしく生活できる高齢者をふやす施策を展開するための事業費でございます。3款全体では、前年度対比56.3%、額にいたしますと2億8,600万円余りの大幅な増額計上とさせていただきました。  3款1項介護予防・生活支援サービス事業費は、総合事業のサービスに係る経費を計上いたしております。  3款2項は、総合事業の一般介護予防事業費として平成28年度まで行われていた介護予防事業に新たな事業を加え、計上させていただきました。  472、473ページをお願いをいたします。3款3項包括的支援事業・任意事業費の1から6の各目は、平成28年度の細目から目に変更になったもので、各事業は補正予算を含め平成28年度から予算計上しているものでございます。  なお、3款の各項におきまして前年度予算額が空欄となっており、476ページの上段記載の項、目の番号が入っておりませんが、これは総合事業の実施によりまして平成28年度の事業費の項、目を廃止し、新たに項、目を振り分けたことによるものでございます。  以上が介護保険特別会計の補足説明でございます。  長くなりましたが、私からの特別会計の補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   続いて、議案第61号 簡易水道事業特別会計及び議案第62号 下水道事業特別会計についての補足説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(池田克也君)   それでは、483ページをお願いいたします。初めに、議案第61号 平成29年度十日町市簡易水道事業特別会計予算の補足説明でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ12億500万円とするものでございます。  490ページ、491ページをお願いいたします。歳入でございます。2款1項1目水道使用料、1節の現年度分につきましては、平成28年度分の実績見込みにより計上させていただいております。  下段の3款1項1目簡易水道等補助金は、新たに中里地域の中里中央地区簡易水道で配水池の更新を実施するための補助金などでございます。  続いて、歳出でございますが、少し飛びまして、502、503ページをお願いいたします。下段、3款1項1目配水管等整備事業費は、継続で実施している十日町地域の六箇地区簡易水道を初め、各地域の老朽管の更新や道路改良工事に伴う布設がえ工事費でございます。  504、505ページをお願いいたします。2目未普及地域解消事業費は、清津峡地区の事業化に向けた認可変更を行うものでございます。  簡易水道事業特別会計予算の補足説明は以上でございます。  511ページをお願いいたします。続きまして、議案第62号 平成29年度十日町市下水道事業特別会計予算についての補足説明でございます。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ39億6,170万円とするものでございます。  518、519ページをお願いいたします。歳入となります。一番下の囲みの2款1項1目下水道使用料、1節の現年度分は、平成28年度の実績見込みにより計上しております。  520、521ページをお願いいたします。一番下の囲みの3款1項1目下水道事業費国庫補助金は、継続事業であります十日町市下水処理センター改築事業などの補助金でございます。補助金額が前年度比較で約2倍に増加しておりますが、これは平成28年度の補助金交付内示額が減額されたことに伴い、その減額分が平成29年度に配分されることに伴う増額でございます。  526、527ページをお願いいたします。9款市債は、十日町市下水処理センター改築事業や公営企業法適用化経費などに充当いたします。  続いて、歳出でございます。少し飛びまして、540、541ページをお願いいたします。2款1項1目公共下水道事業費は、長寿命化計画に基づいたマンホールぶたの更新工事費のほか、市長の説明にもございましたが、近年の集中豪雨に備えるため、説明欄下段、005の09、市街地の下島地区における公共下水道浸水対策事業費などでございます。  542、543ページをお願いいたします。3目処理場建設事業費は、十日町市下水処理センターの改築事業に伴う受変電設備更新工事、脱水機更新工事などを日本下水道事業団に委託する経費として計上しております。歳入の下水道事業費国庫補助金のところでもご説明申し上げましたが、平成28年度分の補助金交付内示額が減額されたことに伴い、その減額分が平成29年度に配分され、前年度比較で5億円余りの増額となるものでございます。  546、547ページをお願いいたします。下段の3款1項2目浄化槽建設事業費は、市全体で20基の浄化槽設置を見込んで計上させていただいております。  以上で下水道事業特別会計予算の補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(川田一幸君)   続いて、議案第63号 松之山温泉配湯事業特別会計についての補足説明を求めます。産業観光部長。 ◎産業観光部長(渡辺正範君)   それでは、議案第63号 平成29年度十日町市松之山温泉配湯事業特別会計予算の補足説明を申し上げます。  556、557ページをお願いいたします。歳入歳出予算の総額は、それぞれ3,950万円でございます。  562、563ページまでお進みください。歳入でございます。まず、1款1項1目温泉使用料でございますが、これは前年同額の計上でございます。  最下段の枠でございますが、5款市債でございます。鷹の湯3号の源泉井戸の改修工事を行うことに当たりまして、観光施設事業債を充当するものでございます。  次に、歳出でございます。566、567ページをお願いいたします。2款1項1目業務管理費、説明欄下段、010の05温泉施設改修費でございます。これは、配湯用の金属製フラッシュタンクにさびが発生し、機能低下していることから、これをコンクリート製のものにつくりかえるための経費でございます。  特別会計予算の補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(川田一幸君)   続いて、議案第64号 水道事業会計についての補足説明を求めます。上下水道局長。 ◎上下水道局長(福島一典君)   それでは、別冊の平成29年度十日町市水道事業会計予算書をごらんください。1ページをお願いいたします。議案第64号 平成29年度十日町市水道事業会計予算につきまして、補足説明を申し上げます。  第2条、業務の予定量でございますが、(2)、年間総給水量は過去の実績に基づき算出をしたところ、前年度比マイナス3.5%の約384万立方メートルと見込んでおります。  第3条、収益的収入及び支出並びに第4条、資本的収入及び支出につきましては記載のとおりでございますが、主なものにつきましては実施計画により説明をさせていただきます。  4ページ、5ページをごらんください。収益的収入及び支出でございます。収入の1款1項1目給水収益は、平成28年度の決算見込みによりまして1.6%の増収を見込んでおります。  2項6目雑収益は、十日町市浄水場改築工事等の支払いが増加することから、3節消費税還付金の増額を見込んでおります。  8ページ、9ページをごらんください。次に、支出でございます。1款1項1目原水及び浄水費の13節委託料は運転管理委託料の労務単価の上昇分を計上し、16節修繕費は川西地区の用水量確保のために水源から中継ポンプ場までの導水管の洗浄、修繕等を行うことから増額となっております。  14ページ、15ページをごらんください。6目減価償却費では、送配水管の布設がえ工事に伴いまして新規資産の登録を行うことから、1節有形固定資産減価償却費の増加を見込んでおります。  7目資産減耗費は、道路改良工事等による減価償却中の配水管の布設がえ工事が減ることから、1節固定資産除却費は減額となっております。  18ページ、19ページをごらんください。資本的収入及び支出でございます。収入では、1款1項1目企業債は十日町市浄水場改築工事等の建築工事に伴うものでございます。  6項1目の補償金は、道路改良工事等に伴う配水管の移設補償費でございますが、補償対象となります道路改良工事の減少によりまして減額となっております。  20ページ、21ページをごらんください。次に、支出でございます。1款1項1目施設改良費は、千手浄水場の新しい水源に取水ポンプを設置する工事等に伴いまして増額となっております。  3目事務費の13節の委託料でございますが、城之古地内の導水管布設がえの実施設計委託料等を計上したことから増額となっております。  22ページ、23ページをごらんください。2項企業債償還金でございますが、十日町市浄水場改築工事等に伴いまして企業債の償還金は増加するものの、一部の借換債の償還が平成28年度で完了しましたことから、全体として減額となっております。  少し飛びますが、33ページをごらんください。平成28年度十日町市水道事業予定損益計算書でございます。最下段、当年度未処分利益剰余金は、11億7,312万1,000円を計上できる見込みとなっております。下から4行目、当年度純利益は、9,211万8,000円の利益を計上できる見込みとなっております。このことから引き続き黒字経営を維持できる見込みとなっております。  水道事業会計予算の補足説明は以上でございます。 ○議長(川田一幸君)   以上で議案第56号から議案第64号までの予算案9件の説明を終了いたします。  9件に対する質疑については、あす午前10時までに提出のあった通告書に基づき、午後1時から議場で行います。  お諮りいたします。本日の会議はこれまでにとどめ、日程第42に係る新年度予算質疑につきましては、3月2日午後1時から行いたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(川田一幸君)   ご異議ないものと認めます。  よって、第2日目の会議は3月2日午後1時に決しました。  本日の会議は、これにて延会いたします。              午後 5時29分    延  会...